1989年発売のエッセイ集にみる、日本の「避妊」「中絶」の歴史~30年間変わってない…
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日本の名随筆77”産””出産”がテーマのエッセイ集、『日本の名随筆77”産”』は、出産だけでなく、避妊・中絶・堕胎といったテーマにもページを割いています。
「ヒトがヒトを生む」富岡多恵子『産』に収録されたエッセイの中で一番長く、全17ページを収録しています。他が6~7ページなので、文章量で3倍近い。
富岡多恵子さんは詩人であり、エッセイストであり、フェミニストとしても名を知られた方のようです。
中絶について結婚した男女の生む子供の数が平均ふたりだ