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未来想像インタビュー

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「テクノロジーで世界を変える」スタートアップ企業や、新たな挑戦をする既存の企業を取材し、その世界観や想いをマンガで伝えます。
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#イフ

IoT住宅で繋がる未来【後編】

前編では最新鋭のIoT プラットフォーム『HomeX』についてご紹介した。 部屋でゴロゴロしながら、タッチパネル一つで風呂も沸かせるし、シャッターも開け閉めできる。 自炊が面倒な時でも、好みに合った料理を提案してくれて、食材の配送注文から料理機器の設定までしてくれる。 この時点で、筆者のようなズボラな人間でも真っ当な生活が送れそうな、充実したサービスだと感じるが……。 パナソニック ホームズの商品開発企画部・鎌田剣さんによると、IoT機器を活用するだけではなく、もっと広い

『家』が家族になる次世代IoT住宅【前編】

日々の暮らしぶりが人間に与える影響は大きい。 バランスよく栄養を取ったり、適度な運動をするなど、少しずつでも日常生活を改善すれば、後々に大きな差となっていく。ひ弱な少年だって毎日コツコツ努力すれば、空手部の主将にも勝てるはず! そう、暮らしをアップデートするIoT住宅のサポートがあれば……!! というわけで、パナソニック ホームズ株式会社の最新鋭プラットフォーム『HomeX』を導入した次世代IoT住宅の担当部署 に話を伺ってきた。 ■『家』が家族の一員になるHomeX

「空飛ぶ車」の時代はもう始まっている!ファンタジーが現実になる日【後編】

いやー、こんな世界来てほしい! 超楽しいでしょこんなの。 え?なに?すぐそこまで来てるの? (自分で担当して一番楽しんでる編集部/齋藤) すでにプロトタイプは開発され、市場投入に向けた実験中だという「空飛ぶ車=エアーモビリティ」。 実際にこうしたエアーモビリティが一般に実用化されたら…? 走れる(飛べる)場所が増えて渋滞も解消? 山奥にある秘湯にも楽々アクセス? ヘリクルーズならぬ「エアクルーズ」できらめく夜景と吹き抜ける夜風を感じながらのプロポーズが大流行しちゃうか

「空飛ぶ車」の時代はもう始まっている!ファンタジーが現実になる日【前編】

地雷原の上も楽々クリアできてしまう「空飛ぶ車」があったら、取材会場にももう少し安全にたどり着けたことでしょう…。 遠い未来の都市を妄想するとき「車が空を飛ぶ」というのはよく思い浮かぶモノだったかもしれません。 そんな時代は来るはずない? それが実現しても100年後? ところが、この「空飛ぶ車」は着々と開発され、 今や「もうすぐ市場に出せるかな?」というところまで来ているんです! ■空飛ぶ車(バイク)はすでに誕生している!「空飛ぶ車」こと「エアーモビリティ」の開発に取

【吉藤オリィ】君はもう独りじゃない~孤独のない世界を目指して~【前編】

東京タワーにほど近い場所にある“オリィ研究所”… そこは未来なガジェット、もといロボットを筆頭に様々なツールを開発している。 そんなオリィ研究所を牽引するのが、鳳凰院凶真…ではなく吉藤オリィさんである。 いや、まさに自分の発想を実現していく姿は正しき発明家と言える。 そんなオリィさんが心血を注ぎ産み出した「OriHime」が今、注目を集めている。 孤独を解消する分身ロボット「OriHime」を開発するオリィ研究所、ひいては吉藤オリィさんは、どんな未来を想像しているのだろう

【設楽悠介】インターネットの問題を解決するブロックチェーンという技術【後編】

前編でブロックチェーンは私たちに様々な可能性をもたらすテクノロジーだということがわかった。今まで私たちが便利だと思って使っていたインターネットが抱える問題を解決し、より便利にする技術なんだ。 今回は設楽さんにブロックチェーンの誕生から、具体的にどのようなことを今のビジネスにおいて可能にする技術なのかについてきいた。 設楽悠介 幻冬舎「あたらしい経済」編集長/コンテンツビジネス局局次長 幻冬舎のブロックチェーン専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス

【設楽悠介】インターネットの問題を解決するブロックチェーンという技術【前編】

近い未来、第四次産業革命が起きるらしい!! Wikipediaによると、 ロボット工学、人工知能 (AI) 、ブロックチェーン、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、量子コンピュータ、生物工学、モノのインターネット (IoT) 、3Dプリンター、自動運転車、仮想現実、拡張現実、複合現実などの多岐に渡る分野においての新興の技術革新を特徴とする。 らしい。ふむふむ。これだけでも未来感がすごい。 ロボット・・・AI・・・ブロックチェーン・・・ ブロックチェーンてなんだ

スポーツ3.0時代到来! テクノスポーツ「HADO」は無限の可能性を秘めていた【後編】

 渾身の力で編集長を目掛けて、拳を突き出した。  握った拳は小刻みに震えている。  存外、力を込め過ぎたのか、想いを込め過ぎたのか。  その拳から放たれたのは―――、“HADO”だった。 if編集長(仮)井田とライター齋藤の仁義なきHADOバトル。 勝敗の結果はさておき(負けた)、 めっっっっっっっっっちゃ面白かった!!!!!!!!!!!!! 単純に撃ち合うスポーツかと思いきや、意外と身体を動かさないといけないし、 エナジーボールの大きさ、スピード、チャージ速度、シ

スポーツ3.0時代到来! テクノスポーツ「HADO」は無限の可能性を秘めていた【前編】

2030年── 1人の男が今、出所した── 「HADO」──── それはイフ編集部イチオシの未来感あふれるテクノスポーツ。 2021年にプロリーグ化を目指すこの競技は、スマートグラスが普及しきった未来の超イケてるスポーツになっているハズ!! 「公園でサッカーしようぜ」のノリで「HADOしようぜ」となる未来を目指し、勝手ながらその魅力を語りたいと思う。 とにかく、HADOが面白いことをなんとか伝えたい!!!!! 実際にプレイさせていただいた筆者だが、筆舌に尽くしがたいとは

スマホいらずでのぞかれる心配もナシ。網膜投射型スマートグラスでビジネスはこう変わる【後編】

網膜に直接レーザーの光を通し「投射」することで、視界に新たな映像を映し出す技術を生み出した株式会社QDレーザ。 前編ではその技術のしくみと、現在開発されている製品のスゴさを教えていただきました。 このARグラス技術を使って何をしてみたいか… まずはマサイ族ごっこ。 それから赤外線カメラとサーモグラフィーを駆使した、ガチ感高めの深夜のサバゲ―。 ARでしか見えないヒントを探す脱出ゲームなんかも面白そう。遊んでばっかりだな…。 そんな取材陣とは対照的に、菅原社長からは「

「自分の目」に直接映像を映す? 網膜投射型スマートグラスのスゴさに迫ってみた【前編】

真っ暗な中でも障害物を見つけて華麗にかわし、子どもたちのもとへプレゼントを届けるサンタたち。 某小学生名探偵もメガネのレンズ部分に位置情報を映し出して犯人を見つけていましたし。「メガネ」を利用した映像技術は子供心をくすぐりますよね! そして、普段メガネやコンタクトレンズに頼っているアナタ。 視力に関係なく、遠くのものを見られたら…。そう思ったことはありませんか? ■網膜に直接投影するプロジェクター内蔵メガネAR(拡張現実)によく使われるアイテムといえばアイウェア、つ

コミュニケーションに自由を。対話アバターでつくる“意欲”と“刺激”が溢れる世界とは【前編】

人類は成長し続ける。 産業革命によってエネルギーを得て、 情報化社会の中で様々な可能性を見た。 そして、ヒトは自由になったのだ。 でも、なんだか不自由になった気もする。 息詰まるような感覚。 どん詰まりに見える世界。 周りを見渡すとスマホの画面を見つめたまま。会話しているはずなのに、目の前の相手はどこを見ているのだろう。 株式会社UsideUの考える新たな世界なら、そんな不自由さから解放されるのかも知れない。 ヒトという種族ではなく 個々人が自由になる世界―――

【後編】真の多様性を手に入れろ!BipolarDiaryから見える新しい世界のハナシ

グレ〇ラガン味あふれるマンガになってしまいましたが、 言いたいことはなんとなく伝わったのではないでしょうか…! もし、身近な人が精神疾患を発症したらなんて声をかければいいのか。 思わず「ゆっくり休んで、病気を治して戻ってきて」なんて言ってしまいそうだ。 ■どんな状況なのか・現状と認知度の低さ 普通なら、やさしい発言として捉えられるかもしれない。 しかし、精神疾患に完治という言葉はなく、置き換えるなら寛解という状態が世間で言う完治に近い。 治るわけではなく、ある種の小康

【前編】真の多様性を手に入れろ!BipolarDiaryから見える新しい世界のハナシ

BipolarDiaryをご存知だろうか。 双極性障害を持つ人や、その周囲の人々が利用することを想定しているスマートフォン向けアプリである。 ※双極性障害とは、うつ状態と躁状態がサイクル的に症状として現れる精神疾患。鬱状態での診断により「うつ病」と誤診されることが多い。 なぜ未来を想像するメディアで、メンタルヘルスを扱うのか。 しかしてその秘密は、ぜひ後編まで読んでいただきたい。 まずは、誰が何のためにこのアプリを作ったのか。 話はそこからだ。 ■「きっかけは恨