ハレとケの狭間でまた
敬愛するCreepy Nutsが3月末をもってオールナイトニッポンを卒業するという。
Creepy Nutsのオールナイトニッポン | ニッポン放送
http://radiko.jp/share/?t=20230117010000&sid=LFR
お2人を知ったのはラジオがきっかけで、これまで私のファン人生は常にラジオと共にあった。
ずっとずっと続くと思っていたから、直接お2人の口から番組の終了を聞かされても、しばらくは受け止めきれずにいた。
そんなことあるわけない。
信じられない。
きっと次、目が覚めたら全部夢で、あーあ悪い夢だったー、そんな恐ろしいことが起こるわけないよねーって言えると思っていた。
でもあれから何度目が覚めても、全然夢じゃなかった。
それどころかこの1週間、お2人にゆかりのあるラジオパーソナリティーが番組内で口々にお2人への思いを語り、あるいは多くは語らずとも思い思いの選曲でお2人にエールを送った。
ラジオを聴けば聴くほど、「卒業」の2文字の輪郭が、私の中でどんどんくっきりしていった。
そして土曜深夜。オードリー若林さんのこんな言葉にトドメをさされた。
(00:12:00頃〜)
オードリーのオールナイトニッポン | ニッポン放送
http://radiko.jp/share/?t=20230122010000&sid=LFR
そうかお2人は本来の姿に戻っていくのか。であれば仕方ない。
「夢みたいなこと、ありがたいこと」
お2人は自分たちの置かれている状況をよくそう表現していた。
きっとずっと夢の中にいたんだね。
現に戻る決断をしたんだね。
リアルであることを重んじるHIPHOPアーティストとして、長いこと夢を生き続けるのはしんどかったのかもしれない。
ようやく納得できた。
さて、勝手に重ねて勝手に同じ夢を見ているような気持ちになっていた私も、そろそろ現に戻るときが来たのかな。
勝手に重ねさせてくれてありがとう。
勝手に同じ夢を見ている気持ちにさせてくれてありがとう。
生きざま見せ続けてくれてありがとう。
ずっとずっと楽しくて、幸せで、宝物のような時間でした。
3月末までの放送、大切に聴きます。
4月以降は、またいつかどこかのライブ会場で会いましょう。
アメーバ状になれる場所
夢と現の間
ハレとケの狭間
混ざり合った境界線で…
※タイトルは敬愛するCreepy Nuts「dawn」の歌詞から勝手にお借りしています
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