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「キツネノテブクロの咲く頃に」第9話(最終話) #ファンタジー小説部門


あらすじ・第1話→https://note.com/maneki_komaneko/n/n6e4ebdef1b6b

前回→<8>そして、キツネノテブクロの咲く頃に
**記事の終わりに目次があります。**

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キツネノテブクロの咲く頃に

<9>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(2)

(約6500字)

 『魔女』の家で暮らす、最後の夜。
 この家に来た日から、ボクはずっと、この二階の部屋で眠っていた。姉さまのぬくもりを感じながら眠った、姉さまとの最後の夜も、この部屋だった。

 ボクの、すぐうしろで……いま、なにが起こっているのか?
 それは本当に、ボクが望んでいたものなのかどうか、もし違っていたらどうしよう、という気持ちになってしまって、ボクはすぐには振り向けなかった。

 木戸を開け放った窓の外の、夜の森の闇に背を向けていた、ボクのうしろ。
 バサリ、という羽音を確かに聞いて、カツカツ、と窓の木枠を引っかくような音も聞こえて。

 ボクは手にしていた、棚の瓶にしまおうとしていた黒い羽根を落としてしまわないよう気をつけながら、ゆっくりと振り返った。

 ……ああ。
 この日が来るのを、どれだけ待ち望んでいたことだろう。

 窓の木枠に、一羽の黒い鳥がいて。
 ちょうど羽をたたみ終えた鳥が、こちらを見て、小首をかしげている ボクは鳥から目を離さないまま、うしろに一歩下がった。すると黒い鳥が軽く翼を広げ、ふわりと床に降り、ボクを見上げる。

 そしてほんの一瞬、めまいのような感覚を覚えてまばたきをした、直後。

 黒い鳥がいたはずの場所に、夜色の、美しい長い髪を肌に添わせて、立っていたのは。
 ゆっくりと顔を上げてボクを見上げ、そのきれいな紫の瞳で、ボクの目を見つめたのは。

「……っ、姉さま……?」

 声が震えて、ボクが言えたのは、かろうじてそれだけだった。
 姉さまはなにも言わず、ボクをじっ、と見つめていて。ボクは、はっとして、ベッドの上に置いてあった寝間着のチュニックを手に取り、そのときベッドの上に姉さまの羽根を置いて、それから姉さまのほうに向き直った。
 姉さまは目を離してもちゃんとそこにいて、ボクはホッとして、チュニック広げながら姉さまの様子をうかがう。黙ったまま姉さまにチュニックをかぶせ、姉さまもなにも言わずに袖を通し、きれいな黒い長い髪を首から抜いて、またボクを見上げた。

 頭ひとつ分くらい、ボクのほうが背が高い。姉さまと向かい合って、お互いの瞳を見つめていた。姉さまは、ほとんど変わってない。ボクが知っていた姉さまよりも少しだけ大人になっていたけれど、透き通るような紫の瞳も、鼻も唇も、ボクがよく知ってる、きれいで美しい姉さまのもので、三十年の時を経たなんて思えない。

 そして。
 ボクたちはなにも変わってないんだ、という気持ちを、強く感じる。

 お互いが、かつて同じ時を過ごしていた頃のように、お互いを想っている……そうとわかる、感覚。こみあげてくるような愛おしさに、ボクは胸が苦しくなって、姉さまに向かって手を伸ばしていて。
 姉さまの手もボクの頬に触れそうになっていて、ボクはそれを邪魔しないよう気をつけながら、そっと姉さまの体を抱きしめた。

 小さな、冷たい体。
 姉さまの、ボクの顔に触れていた手が、両方ともボクの背にまわる。
 ボクと姉さまの間に隙間がなくなり、ボクは少し身をかがめて、姉さまの頬にボクの頬をすり寄せるようにして、姉さまを抱く腕に、ゆっくりと力を込める。
 姉さまが、ここにいる。ボクの腕の中に。触れあっている頬に、少しずつボクの熱が移っていく。
 やっぱり、生きてた。ちゃんと、ここにいるんだ。

 どれくらいの間、そうしていただろう。
 姉さまの顔が見たくなって、ゆっくりと身を離すと、姉さまもボクの顔を見て、目をわずかに細めた。

 ボクは姉さまをベッドに座らせてから、「ちょっと待っていて?」と姉さまに言うと、窓の木戸を閉め、ランプから予備のランプに火をもらって、階下に降りた。湯を沸かして水差しに入れ、たらいと布を用意して、部屋に戻る。姉さまの冷たい体を、温めたかったのだ。

 姉さまは、ちゃんと部屋にいてくれた。ベッドに座ったままで、手に自身の黒い羽根を持って、それを見つめていた。
 ボクは水差しを床に置くと、棚から瓶を取ってきて、もう三本ある羽根を姉さまに見せた。

「あの魔女は。『最強の魔除け』とやらを、作らなかったのかしら」

 姉さまが言い、ボクは「フフッ」と笑ってしまった。
 この羽根は、ボクを託す代償として姉さまが置いていったものだってことを、ボクは師匠から聞いて、知っている。

「ええっとね。『材料は知ってるんだけど、作り方がわからない。しょうがないね』って、言ってたよ」

 師匠がボクにそう話してくれたのは、ボクがまだ子どもで、師匠から薬草やいろんなものの知識を教わる前のことだ。『作り方がわかるまで、アンタの部屋にでも置いとこうか』と師匠がいい、ボクはよくこの羽根を取り出しては眺めていた。
 結局。『最強の魔除け』の作り方はわからないまんま、そして師匠が知っているはずの、この羽根以外のほかの材料を、ボクが教わることはなかったんだけど。

 姉さまは、「そう」とだけ言った。ボクは姉さまから羽根を受け取って瓶にしまい、背負い袋の上に置いた。そして、たらいにお湯を張って、お湯で湿らせ絞った手拭い布を姉さまに渡してから、また階下へ行き、少し時間をおいて、今度はお茶の入ったポットとカップを持って戻った。

 姉さまはベッドに座って、ボクは床に座ってベッドに寄りかかって、二人とも黙ってお茶に口をつけた。疲れを和らげる薬草茶、ボクはあのザラザラした感じをなくしたくて、師匠のとは違うレシピにしてしまっていた。

 時間をかけてお茶を飲み終わった頃に、姉さまが言った。

「わたしのことなど、忘れてしまってよかったのに」
「忘れるって、ボクが? ボクが姉さまのことを忘れるなんて、どうやって?」

 ボクはパッと顔を上げて言い、ベッドの上の姉さまを見上げた。
 姉さまはボクの顔を見てなにかを考え、それから言った。

「人間として生きるうちに、わたしとのことなど、忘れてしまうと思ったのよ」
「そんなの、っ、……姉さまは? ボクとの思い出を、忘れてしまった?」
「わたしには、必要なもの。忘れるはずなどない」
「ボクもそうだよ。ボクにとって、ボクが人間として生きていくのに、必要で、大事なものだった。だから、忘れなかった」

 ボクは姉さまから空のカップを受け取って、自分のと共に脇に置き、膝立ちになってベッドに手をつき、姉さまに体を向けた。姉さまに見下ろされてるボクは、一番に確かめておきたいことがあって、でも口を開きかけたところで、姉さまがボクに言った。

「やさしい子。おまえは変わらずに、やさしいのね。むかしから不思議だったのだけれど、どうしておまえは、そんなに、やさしくいられるのかしら?」


+++

 思ってもなかった問いに思考が止まって、ボクは姉さまを見つめて、何回もまばたきをした。そんなボクを姉さまが見つめていて、本当に不思議だと言わんばかりに少し首をかしげている。
 でもボクは、思考が動き出して一瞬で、すぐにその答えがわかったから、だからまた「フフフッ」と吹き出してしまったんだけど。姉さまはそんなボクを見て、少しだけ眉根を寄せた。

「なぜ笑うのかしら」
「だって。だって姉さま、そんなの……姉さまのせいなのに」
「わたしのせい?」
「ボクが『やさしい子』なのは、ね。姉さまが、ボクのことをそう呼んでくれたから。それにね、姉さまがボクに、たくさんやさしくしてくれたからだよ」

 ボクはおかしくて、笑ってしまって、なんだかとってもうれしくて。
 だってボクは……こうして姉さまの手に触れて、姉さまに、ボクの気持ちを伝えることが出来るのだから。

「姉さまはボクに、すごくやさしくしてくれた。だからボクは、あの城にいても壊れないで、生きていられた。姉さまがやさしくなかったら、ボクは簡単に壊れてしまってたはずだよ。でも……ボクはいまこうして、生きて、ここにいる。それは姉さまが、姉さまこそが、やさしかったからだ」

 姉さまの手が、ボクの頬髭と髪に触れる。ボクを撫でる手はなんだかぎこちなくって、たぶん姉さまは、ボクの答えにびっくりしてるんだ。フフ、おかしいよ姉さま。どうしてわかんなかったの?

 ……ああ、そうだ。
 大事なことを、確かめておかなくっちゃ。

「姉さま。これからはずっと、一緒にいてくれるよね?」

 姉さまの紫の瞳が、ゆらり、と揺れたように見えた。
 しまった。ボクはまた、姉さまに甘えてしまって……違う、そうじゃないんだ。

「違うね、『一緒にいてくれるよね』じゃ、なかった。ボクが、ボクが姉さまと、一緒にいたいんだ。だからボクは、これからはずっと、姉さまのそばにいる。そう決めたんだ。もし姉さまが嫌だって言っても、ボクはそうする。ボクは明日、旅に出ることになってるからね、姉さまにくっついて、どこにだって行けるからね」

 なんだか上手く言えない。これじゃあ、わがままを言ってるみたいじゃないか?
 ボクはれて、握っていた姉さまの手に、ぎゅっと力をこめる。姉さまはボクを見つめたまんまで、なにも言わない。

「姉さま。お願いだから……今度は、ボクの望みを叶えて? もちろん姉さまの望みは、ボクが全部、叶えてあげる。だから、」

 言いかけたことばを、飲み込んだ。
 ボクの表情が変わったのを見て、姉さまが目を見開いた。
 そして、それに気付いてまばたきをし、自分の頬に触れた。

「これ、は……涙、なの?」

 触れた手を見て、姉さまがつぶやく。

「……うん。姉さま、泣いてる。初めて見た。姉さま……悲しくなって、しまった?」

 ボクは胸の痛みをこらえて、姉さまに訊いた。

「ボクが。姉さまが嫌なことを、言ってしまったから?」
「違う。違うの、これは……悲しい、ではなくて……おまえが愛おしい、ただ愛おしいと思うの。ここに、わたしの内側に生き物がいて、羽を震わせたの。……うれしい。喜び。これは、どうしたらいいのかしら? わからない、けれど、」

 小さな女の子みたいだ。
 ボクはそんなふうに思った。

「姉さま。姉さまは、うれしくて涙を流したんだね」
「うれしくて、涙が流れるの?」
「そうだよ。悲しくても、うれしくても、涙が出るよ。胸の中の生き物……ボクにもいる、そうだね、急に羽を震わせたりするから、困ってしまうこともあるけれど。でも、」

 ボクを見た姉さまが、ボクの目尻に触れた。
 ボクの内側の生き物も、ふるりと羽を震わせたから……こぼれてしまったんだ。

「ボクも、うれしい。姉さまと一緒にいられて、姉さまを愛おしいと思うよ。姉さまは?」
「……うれしいわ。おまえと一緒にいることが、うれしい。そして、愛おしい。おまえの望みを、すべて叶えたいと思うの」
「じゃあボクは、これからずっと、姉さまと一緒にいていいんだね!」

 姉さまがうなずき、目を細める。
 姉さまはもう泣いてなくて、ボクも袖で頬をぬぐって、姉さまに笑ってみせた。

「代わりにボクは、姉さまの望みを全部叶えなくっちゃね! ボクは壊れない、それから? 姉さまの望みを、もっとたくさんボクに教えて?」
「愛しい子。わたしの望みは、おまえが壊れずにこの世界にいて、おまえの望みが叶うことよ」
「それだけ? ボクには、たくさん望みがあるのに。まず姉さまがボクと一緒にいて、ボクは姉さまを抱きしめたくて、あと姉さまの髪を撫でたいし、それからね、」
「欲張りな子! でも、叶えてあげる」

 ボクは姉さまを抱きしめた。膝立ちのボクとベッドに座る姉さまの頬が触れ合って、頬が湿っていて。せっかく体を温めたのに、と思ったボクは上掛けを取って、「温まりながら話そう?」と姉さまに言った。
 ベッドの上で、僕らは壁に寄りかかって身を寄せて座り、首から下を上掛けの中にすっぽりと入れる。ボクには姉さまに話したいことが、たくさんあった。

「あのね。ボクは師匠……魔女に、名前を付けてもらったんだよ」
「名前?」
「ボクには名前がないって言ったら、師匠はびっくりしてた。でね、『不便だから適当につけてやる』って。ボクの名前はね、ニコラっていうんだ」
「ニコラ?」
「うん。なんでもね、ずっとむかしにいた、薬の神さまの名前にあやかったんだって。ええっとね、翼が生えた神さまで、でも翼は片方だけしかなくって、ニケって名前で。人間に薬草のことを教えてくれたんだって。人間の神さまに翼があるなんてね。一族みたいな神さまがいるんだなって思ったよ」

 上掛けの中で手をつなぐ姉さまは、もう一度「ニコラ」と、ボクの名前を口にした。

「それでね。ボクは師匠に、姉さまも名前がないよ、って言ってみたんだけど。そしたら、ディアナっていう名前の神さまのことを教えてくれたんだ」
「それは、なんの神なのかしら」
「時間の神さまだって。黒髪でつるぎを持ってる女神。姉さまみたいでしょう?」
「翼もあったのかしらね」
「どうだろう、聞かなかったけど、あったかもしれないね! 姉さま、姉さまが嫌じゃなければ、ボクは姉さまに『ディア』って名前を贈りたい。……どうかな?」

 ボクが訊くと、姉さまはすぐに返事をしてくれた。

「いいわ。これからわたしは、『ディア』と名乗るのね」
「そう! そしてボクは、ディア姉さまって呼ぶから! あっ、もしかしたら……人に怪しまれないために、ディア、って呼ぶこともあるかもしれない」
「ディアだけで、かまわない。元々わたしたちは、同じ時に生まれた双子なのだから。ニコラ。明日、旅立つのよね? そろそろ眠らなくては」

 姉さま……ディアが言い、ボクたちはそのまま、身を寄せ合ったまんま横になった。

「『夢のない眠りは、なによりの祝福』。おやすみ、ニコラ。わたしの、愛しい子」
「おやすみ、ボクの愛しいディア。だけどね、『夢のある眠りも、なによりの祝福』だよ。だってボクは、夢の中で姉さまのことがわかったんだから」
「そうね。わたしも夢の中で、おまえを感じたわ。だから今夜、ここに来たのよ」

 そしてボクは眠って、でも夢は見なかった。
 朝、目が覚めて……姉さまが、ボクのすぐ隣にいて。

 ボクの手が届く、ここに。
 ボクがずっと夢見てきたものが、あったんだ。


+++
+++

 これまで、わたしたちに名を与える者はいなかった。だからわたしは自由で、そして、そこにいない者だった。
 ニコラにディアという名をもらったことで、わたしは自由を失った。名がニコラとわたしを繋ぐものとなったからで、そしてわたしは、ニコラのかたわらにいる者となった。

 ニコラはまだあの手鏡を持っていて、わたしは久しぶりに、鏡で自分の顔を見た。そこには、ママに似ている女が映っていて、でもママとはすべてが違っていた。
 ママにはなくて、わたしにはあるもの……それは、ニコラだ。
 思えばニコラは、わたしがママから与えられた、唯一のものだった。
 そして、それで充分だったのだ。


 ニコラとわたしは次の日、ニコラの弟子たちに見送られながら、キツネノテブクロの咲く魔女の家を旅立った。ニコラは鳥の姿のわたしを肩に乗せ、「一緒に旅する家族が出来たんだ」と、弟子たちに説明した。

 わたしたちは、年を取らないこと、また鏡に姿のうつらないわたしの正体が、露見しないよう注意しながら、世界中を見て回った。時が流れ、わたしは少しずつ、鳥の姿でいることが多くなっていった。それでもニコラは、ずっとわたしと一緒にいてくれた。

 夜の帳の恩寵によって、夢のない眠りがわたしに訪れる、その間際まで、ずっと。


+++
+++

 の地に住む人々は今でも、魔の一族の化身である、『四枚羽の魔妖の鳥』を恐れる。
 満月の夜の、逢魔が時。魔妖の鳥は、人間たちに復讐しにやってくる。

 鳥を見たら羽の数を数えろ。もし見つけても、関わってはいけない。惑わされてはいけない。
 近寄るなら鏡をかざせ。鏡をかざせば、うつらない彼らは逃げていくから。


 その一方で。
 彼の地には、鳥が登場するこんな神話も伝わっている。

 ……かつて彼の地に、薬の神が降り立った。
 薬の神は人々に薬の知識を与え、彼の地の人々を大いに助けた。

 薬の神はあるとき、黒い鳥を従えて旅立ち、彼の地を後にした。
 そして黒い鳥に守られながら世界中を巡り、行く先々で人々に良薬を伝え、病から多くの命を救ったのだ――と。




キツネノテブクロの咲く頃に
<完>


キツネノテブクロの咲く頃に
<9>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(2)
【2024.06.13.】up.
【2024.07.08.】加筆修正


【キツネノテブクロの咲く頃に・目次とリンク】

 ※カッコ内の4ケタは、おおよその文字数です。
<1>ボクは鏡にうつらない(1)(5300)
<2>ボクは鏡にうつらない(2)(6200)
<3>ボクは鏡にうつらない(3)(7400)
<4>夜に溶けて飛ぶ鳥(6200)
<幕間1>王国の滅亡と魔の一族の伝説(1600)
<5>月のない夜の姫君(1)(6000)
<6>月のない夜の姫君(2)(4800)
<7>月のない夜の姫君(3)(4100)
<幕間2>創世記・祝福の翼(1500)
<幕間3>夜色の翼は高くに(1800)
<8>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(1)(7700)
<9>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(2)(6500)


#創作大賞2024 #ファンタジー小説部門 #駒井かや

 合計文字数、約6万字!
 最後までお読みくださって、ありがとうございます!

 このお話の読み手となってくださった、アナタ様へ。
 アナタ様の存在がなければ、ワタシは、自分の妄想をこんなカタチには出来なかったと思うのです。
 この世に溢れるたくさんの文字列の中から、他でもないココに辿り着いてくださったことに、感謝します。

 ありがとうございました!


ご来店ありがとうございます! それに何より、 最後までお読みいただき、ありがとうございます! アナタという読み手がいるから、 ワタシは生きて書けるのです。 ありがとう、アリガトウ、ありがとう! ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー