見出し画像

manebiの2トップが育児休暇を取得

こんにちは!採用PRのセオです。

この度、manebiのCEO、CFOの二人が育児休暇を取得することとなりましたので、ぜひ皆さまにその様子をシェアさせていただきたいと思います。

▼この記事の内容
・育休取得の現状
・CEOとCFOが育休取得
・社員の反応

日本の男性の育児休暇取得率

近年、以前と比較すると男性の育休取得の記事を目にすることが多くなってきたように感じます。実際に2020年の男性育休取得率は過去最高の12.65%となっています。(厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」より)

実は日本は「父親に6ヶ月以上の有給育児休業期間を設けた制度を整備している唯一の国(*1)」でもあります。とはいえ、世界的に見るとノルウェーやスウェーデンでは80%以上の父親が育休を取得しています(*2)ので、「制度は整っているが、実際の取得率は高くはない」のが日本の現状であるといえるでしょう。

manebiでCEOとCFOが育児休暇を取得へ

画像1

2022年4月に育児・介護休業法改正が施行されますが、manebiでは先んじてトップが育休を取得する運びとなりました。

セオ:この度はおめでとうございます!育休を取得するにあたり、現在の心境についてメッセージをいただけますでしょうか?

田島:出産育児において、私が家族の時間にコミット出来る事が非常に有り難いと思っています。
社会に出て以来、家族のためだけのこれだけまとまった時間を作る事が人生で初めての体験なので、少し不思議な気持ちではありますが大切な時間にしたいと思っています。

セオ:ご自身が育休を取得するにあたり、組織に対して意識していることはありますでしょうか?

田島:そうですね、育休を取る前に決断し切る事、引き継ぎ切る事は何かあぶり出そうと思っています。
私が強制的に不在になることで組織がさらに成長したら嬉しいですね。また、私が育休を躊躇なく取ることで全従業員が率先して育休を取る文化になってほしいとも思っています。

セオ:会社のトップが率先して育児休暇の制度を利用してくれるのは、私たち社員にとっては「仕事と同様に家族を大事にしている姿」を見れ、また「実際に取得できるんだ」という安心感にも繋がると思います!

田島:そうなったら嬉しいですね。一番身近な家族の安心を醸成しプライベートが充実する事で、更に仕事がエネルギッシュになるという好循環をまずは社内から実現させ、いずれは世界全体に影響させていきたいと思っています。

▼豆知識
育児・介護休業法改正により2022年4月1日から「男性版産休」が段階的に施行されます。
少子化社会対策大綱によれば2025年の男性の育休取得率目標は30%に設定されておりますが、「令和2年度雇用均等基本調査(厚生労働省)」によれば取得率実績は12.65%に留まっています。

セオ:管理部門を統括されている立花さんはどうでしょうか。

立花:私共株式会社manebiはビジョンに「自分らしく輝くためのプラットフォームをつくる」と定めており、今回の「男性版産休」施行は性別問わず育児時間を確保することで、全ての人の育児への向き合い方、仕事への向き合い方、自分らしく輝くための時間創出に資するものであると考えています。

セオ:偶然ではありますが、この時期にお子さまが産まれ、育休を取得するというのは大きな意味がありそうですね。

立花:そうですね。私は第2子となりますが、第1子と異なる家庭・育児・仕事への向き合い方ができるものと大変ワクワクしております。

画像2

※ビジョンボードの前でCEO(右)とCFO(左)の2ショット

社員からは「自然なこと」「全く心配していない」「素敵」などの声

創業当初から一緒に働く役員と社員にもお話を伺いました!

平石CHO:ポジティブに受け取っています。大企業の場合と違い、急成長中のスタートアップでトップが休むというのは影響が大きいと思いますが、全く心配していません。manebiはリモートワークの環境が整っているのもあり、いざとなったら連絡は取れるという安心感もあります。元々離れて仕事をしているのでイメージもつきやすくなっているかもしれないですね。

育休に関わらずどんどん有給は取得して欲しいですし、そのために必要な業務効率化なども考えて仕事をしていくのが健全です。
別の軸にはなりますが、自分で普段よりも家事を率先して行うことで違ったスキルも身に付くのではないかと思っています。manebiは新しい時代の働き方にどんどん挑戦していきたいですね。

飯田常勤監査役:私もポジティブですね。役員が自ら取得することによって、社内への影響も大きいと思います。実際に経験してみて業務上で大変だったところがあれば、トップが率先して制度として整えていけると思います。その意味でCEOと管理部門を統括するCFOが取得する意味は大きいと思いますね。

画像4

*2020年、前オフィスでの8周年記念パーティの際の様子

男性社員:取得されるんですね!トップが率先して取得してくれることで「育休を取っていいんだ。」という意識になりますし、社員の後押しになると思います。体制自体は整っているので、あとは自分の仕事の調整次第ですね。自分で選びやすい環境というのはありがたいと思います。
あと、日本の男性の育休取得率が低い要因としては、急に業務を休めるかというところと、キャリア形成への影響を気にしているのだと思っています。業務、キャリア形成の面で安心できれば取得率は上がるのではないでしょうか。

▼出産・育児を目的として休暇・休業を利用しなかった理由(厚生労働省「男性の育児休業取得促進等に関する参考資料集」より)

スクリーンショット 2022-01-30 23.21.39

女性社員A:トップが育休を率先して取り、仕事だけでなく家庭も大切にされている姿はとても素敵ですし、これから結婚や出産を控えている若い世代にとっても本当に働きやすい職場だと思います^^

女性社員B:いつも自分自身の子育てと仕事の両立に対して柔軟に対応させてもらっているからこそ、おふたりの育休取得ではできる限り私も業務が円滑に進むように取り組みたいです。リモートワークが根付いているので、毎日顔を合わせていなくても常に連絡が取り合え、不安は全くないです。manebiは男女関係なく産休育休取得が気兼ねなくできる会社なのではないでしょうか。

労務担当より:社内ルールや規程を変更するとなると、経営トップの理解が必要不可欠ですが、manebiの経営陣には”従業員を大切にしたい”という想いがおありですので、すんなりと受け入れていただけて助かっています。
今回の役員2名の育休取得も、率先してロールモデルになっていただくことが従業員の育休取得促進に繋がり、ひいてはワーク・ライフ・バランスの実現に繋がります。
組織として経験を重ねることでカルチャーは醸成していきますので、労務担当としては皆さんにどんどん取得していただければと考えています。

皆さま、コメントをいただきありがとうございました^^

画像5

※エンジニアとベイビー@オフィス

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

偶然ではありますが、はじめての男性の育休取得が会社の2トップであるというのは、manebiにとって大きなマイルストーンになると考えています。

社内の雰囲気としては、2トップの育休取得に関しては特に驚きの声もなく笑、まるで当たり前かのようにすんなりと受け入れられているように感じます。manebiでは「仕事とプライベートの充実」や「幸福度高く仕事をする」という意識が強く、「トップが違和感を感じない選択をしてくれた」ということではないでしょうか。

田島の言葉を借りまして、「一番身近な家族の安心を醸成しプライベートが充実する事で、更に仕事がエネルギッシュになるという好循環をまずは社内から実現させ、いずれは世界全体に影響させていきたい」。私共もこのように考えています^^

今後もmanebiは「ウェルビーイングな組織」を目指して邁進して参ります。


画像3


▼CEO田島のTwitter


(*1)ユニセフ「報告書『先進国の子育て支援の現状(原題:Where Do Rich Countries Stand on Childcare?)』」より
(*2)JILPT「国際比較から見る日本の育児休業制度の特徴と課題」より