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「サブスクの花」と「花屋の花」に違いはあるか

サブスクリプションという言葉を聞く機会が増えました。我が家でも、SpotifyやらUnextやら大変お世話になっています。

中でも、Bloomee Life(ブルーミーライフ)というお花のサブスクは、かれこれ数年ほど利用しています。2週間に一度、ポストに投函されるので、手間がかからず重宝しています。

一方、それと並行して、ここ最近は近所の花屋さんにも足を運ぶようにもなりました。

家を花畑にしたいわけでもなし、
サブスクと花屋では一体何が違うのか、考えてみました。


サブスクの花はお楽しみ箱

上にも書いた通り、ブルーミーライフの花は自動的にポストに届きます。箱を開けてみるまで中身はわかりません。いつも3種類くらいの花が入っていて、大体の場合名前の知らない花たちです。(ガーベラくらいしか知っている花がない)

でも、「今回のお花はこれですよ」という親切な説明が毎回入っているので、「ふーん」と思ってそのまま飾っています。(結局名前は覚えない)

その花たちは、ブルーミーライフに加盟しているいろんな花屋さんから送られてきます。どんな人がどんな風に選んだものか、私は知りません。
でも、自分では選ばないだろう花が入っていたりすると、なんだか嬉しい。

箱を開けるときは、毎回ちょっとワクワクしています。ひょっとして私、花を飾りたいんじゃなくて、花が届くことを楽しみにしているのかな。


おかげさまで、今回もライオンみたいな派手なお花が(やっぱり名前は覚えてない)、ダイニングテーブルに彩りを添えてくれています。

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花屋で買う一輪の宝石

うちの住まいは1LDKなので、正直花の数だけでいえば、サブスクで届く一花瓶分で十分です。
でも、最近なぜか花屋に通ってしまいます。こちらも大体2週間に一度くらいの頻度で。

何が楽しくて通っているのでしょう。

きっと答えは、お花を選んでいる時間。

サブスクで送られてくる小さい箱には入らないような、大きくて立派な花たちが、所狭しと店内に並んでいる。それを見ているだけで楽しくなります。
季節の花や定番の花、はじめましての花に囲まれて、自分が持っている花瓶の大きさを思い起こしながら、時には花屋のおじさんにアドバイスをもらいながら、花の組み合わせを考えるのが楽しいんです。

ちなみに今日も花屋に行ってきました。

前回買ったナズナがまだ生きているから、それにプラスもう一本。存在感のある花が欲しくて。

迷って、迷って、花が陳列された棚の前を三往復。
真っ赤なラナンキュラスを手にとりました。


花屋からの帰り道、茶色の紙に包まれた、たった一本の花を覗き込むと、大切に選んだ宝石のような一輪。
なんて贅沢な買い物だろう。

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花のサブスクを利用しているんだから、花屋に行く意味なんてないじゃない。
そう思っている人がいたら、ぜひ近所の花屋さんに行ってみることをお勧めします。

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