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International mindedness(国際的視野)を育むとは?

IBを通して教育の奥深さを知る。
IBは一体何なのか?
ずっと疑問であった。
でも、講義を通して少しずつ紐解かれてきたような気がする。多分、これまでの私たちにはない感覚だったから、なんだかピンとこない面が多々あったのか、教えてもらってないからよく分からなかったのかは現段階ではわからないが、教育を構成するプログラムという点で、凄く理に適った考え方だと思った。これが普及すれば、さらなる教育開発が進みそうだと感じた。

そもそも、「教育」とは何なのか?似たような言葉に、「勉強」「学習」「学び」なんかがあると思う。いろいろな捉え方があるだろうけど、私は言葉からのニュアンスやイメージからこう考えるかな?(上手く言語化できてないので、伝わるかはわかりませんが…)

「教育」教える要素が強く、学習者は受け身であるような感じ
「勉強」ある目的を達成するために努力して何らかの知識を得る
「学習」ある決められた範囲内での物事の習得のニュアンスがする
「学び」子供の主体性がより重要視されている感じ

さて、国際教育やGlobal citizenshipを目標を掲げている学校も多いかと思うが、国際教育とは一体何を指すのだろうか?国際的な人になるための教育なのだろうか?じゃぁ、そもそも国際的な人とは?
疑問は溢れかえる。

IBが大切にしていること
「International mindedness(国際的視野)」

国際的視野ってどうやって育むの?
外国語を教えること?
いろいろな国籍の人たちと学ぶこと?
さまざまな文化に触れること?

肝心なのは表面ではなく内側ではないのでしょうか?
人は多くの場合、目に見えている部分だけで物事を判断しがちです。でも、実は見えている部分以上に見えていない部分が影響していることはあります。コアとなる部分まで理解することで、違いを違いとして理解し合えるのではないのかな~と思います。

本日、職員間で改めてInternational mindedness(国際的視野)について考えてみました。
・いろんなところに目を向ける
・いろんな人と関わる
・目に見えることだけでなく、目に見えないことを見ようとすること
・違うことを認識して受け入れられるような心をもつ
・いろいろな視点で見る、考える
・世界平和(みんなで仲良く、話し合いで解決)
・自分のフィルターを限りなく透明に保つ
・物事は直線的はなく、複雑性をもってつながっ ているという認識をもつ
・自分についてもいろいろな視点で見てもらえるように心がける
・PYPの学びを進めて行くことで培われるもの

これを基に、
「国際的視野をどう育むか?」
これが私たち教員の仕事

そしてもう1つIBが大切にしていること
「学び方を学ぶ」
これをどう解釈するかによっても、また考えが変わってきそう。

結局最終的にたどり着くのはいつもコミュニケーション。
まだまだ学びがたくさんありそうです。


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