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付加価値のつくりかた

キーエンス。
株価がめちゃくちゃ高い。
分割はされたものの、まだまだ高い。
ワタクシがキーエンスに持つイメージはそんな感じ。

なぜキーエンスはそんなに株価が高い?
キーエンスの一体何がすごいのか?
キーエンスの付加価値を作る方法論についてまとめたのが本書。


読みながら付箋貼ったり、ライン引いたり・・・
ためになる情報がいっぱい!
ワタクシも一応曲がりなりにも塾経営をしている。
すでにそれはやっている!やはりワタクシのやり方は正しかったんだと本書に後押ししてもらえた感があった。
一方で、もうワンパン、ツーパン足りてない部分も多々あるなと思わされた。

本書を読んで、「はい、それで終わり!」だとあまりにももったいない気がした。だから、書かれていたことのうちウチの塾でも考えるべきこと、やってみたいことをリストアップして、ひとつずつ計算用紙やノートに書いてみた。すでにやっていることも書いてみた。

思えば今まで塾やってきたけど、どちらかといえば行き当たりばったり感が多く、ここまで考えていなかったなと。
一つ一つ書いてみることで、不思議と自分の頭の中が整理されていく。暗黙知を形式知に置き換えている、そんな作業が楽しかった。

4月の中旬から毎日1つのテーマを決めて、それについて考える時間をとっている。そうだな、一日1~2時間くらい。すらすら書けるものもあれば、めちゃくちゃ考えても書けないものもある。ちなみにそろそろ4月も終わりだが、まだ完成はしていない。
そしてその書いたものをウチで働いているみんなに見せ、仕事の合間にそれについて議論する。
思わぬアイデアが出てきたり、みんな意外と思うところがあったんだなという発見出来たり、嬉しくもあった。



というわけで、本書はためになる情報を与えてくれたのはもちろん、ワタクシに自分の塾や仕事を分析する機会を与えてくれ、さらに他者と議論する機会をも与えてくれた。
なかなかいい読書体験だった。


#読書感想文 #付加価値のつくりかた #キーエンス

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