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税理士事務所に入って3年以内に読む本

そもそも税理士事務所ってところで働いたことがないワタクシだが・・・
こんな世の中、いつ出番があるかもわからないし、漠然と興味があったのも事実だし、一読。


税理士事務所の各月ごとの業務内容について、会話形式で、ゆるい感じ(?)でまとめている本。
(ゆるい感じと書いたのは、きっとここに書かれているのは一例だと思ったから。)
各事務所によって色はありまくりだろうけど、事務所に勤めるイメージができた気がする。



ワタクシ、曲がりなりにも個人事業主で、ある程度はウチでやっていることもあり、また、合格科目に関する部分もあり、その部分はサクサク読めた。
やったことがない消費税に関してはちょっと辛かったが、実務で使いそうなことや取引の分類(課税・非課税・不課税)についてゆるくではあるが解説もされており、消費税のみならず日頃やっている作業や書類の作成の意味なども解説されていたため、なるほどそういう仕組みなのかと納得した。
試験勉強のときはどうしても一つの税法についての深掘りだけど、実務となると各税法との違いやつながりも意識せねばならないのだなと(何となく気づいていたことではあるが)。
税理士事務所で働くことは、高スキルを求められてしかも低賃金でしかもわからんことだらけ。
でもとりあえずがんばれ、石の上にも三年ってことなんだな。
ここ数十年、他のところで働いたことがないから、そういう気持ちからは遠ざかっている気がする。


自分の得意な税法を深めつつ、横のつながりも意識し、知らないものに対しても当たり障りなく対応するスキルが問われているのかな。
この点では、事務所で働くこととウチの塾で働くことと何だか似ている気はする。



#税理士事務所 #読書感想文 #税理士 #実務経験

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