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暮らしから資源を生み、楽に楽しい暮らし方へ暮らしを整えていく

Facebookの「この日の思い出」機能が、たくさんのモノと格闘していた去年の片付のことを、再び思い出させてくれている今日この頃です。

片付けの最中は「できて当然のこと。やれて当然のこと。」と思っていましたが、改めて思い返すと
「この片付けがあったから、今の暮らしがあるのだ。本当に私はよくやった。」
と、ようやく自分自身を讃えられるようになりました。

あの山の様なモノを目の前にして、
「全てを片付けて家の中をスッカラカンにしてやる!」
と決めた時、自分が思う以上に自分自身に対して相当のプレッシャーを課していたのだと思いました。
自分自身を麻痺させていなければ、あんな大量のモノ達を一気に運び出すなんて無理だったと思います。
あの時は、相当なアドレナリンが出ていたのだと今更ながらに思いました(笑)

そのお陰もあって、モノを「捨てる」コトがいい意味でもっと恐怖になりました(爆)
だから、捨てるコトがこれ以上増えない様に、モノを得るときにはより吟味をする様になりました。

吟味をするにあたって、「自分は何を買って、何を捨てているのか?」を改めて観察をしてみたのです。

方法は、『簡単なお小遣い帳をつけるコト。と、ゴミを溜めて分別するコト。』です。

簡単なお小遣い帳のつけ方

①買い物をしたらレシートまたは領収書をもらい取っておく。
②いつも使っている自分のスケジュール帳に、1日分の使った金額を買い物をした日付の欄に記入。
③週ごとに小計を出す。
④1ヶ月を1つのまとまりとし合計を出す。
⑤その1ヶ月分から、自分がどんな時にお金を使っているのか。そして、主に何にお金を使っているかを把握する。
⑥翌月、更に細分化してお小遣い帳をつける。
⑦3ヶ月位続けてみる。

私の主な使い先は、食費と酒と趣味(本とお出かけ)だったので、その3つに細分化して、更に2ヶ月間記帳しました。
このお小遣い帳は、金額を合わせるコトが目的ではないので、レシート紛失や、ちょっとくらい何を買ったのか忘れてしまっても気にすることはありません。
1番の目的は、自分自身がどんなモノコトにお金を使っているのかを改めて意識し把握するコトです。
これにより、自分の興味の在りどころを再認識出来るし、ど〜でもい〜モノコトにお金を使っていたコトも発見できて一石二鳥なのです。
ど〜でもい〜モノコトにお金を使っていたら、その部分の財布の紐をキッチリ結び直し、興味のある方へお金の流れを持って行くコトが出来る様になります。
また、スケジュール帳に記入しているので、ど〜でもい〜モノコトにお金を使ってしまった時がどんな状況だったのかも見えてきます。
その様な状況にならない様に、自分を整えるコトも意識できます。
嬉しさ倍増です☺️

ゴミを溜めて分別をする

①先ずゴミを溜める(ゴミ出しをしない)。
②ゴミを分別をする。
私の場合、
●生ゴミ(野菜クズ)
●ボトル類(瓶・缶・ペットボトル・蓋)
●プラ製品(食品トレー類、食品袋類、商品パッケージ類)
●紙類(牛乳パック、新聞紙、チラシ、ハガキ&値札とか名刺の様なカード類、裏が白い紙、両面印刷の紙、段ボール、雑誌&冊子類、菓子などの箱類)
●その他
といった感じ。

ゴミを溜める目的は、自分の家からどのくらいの量のゴミを出しているのかの全体像をしっかり把握する為です。
溜めておくと不快なモノは、その時点での量を大体把握してからゴミ出ししても大丈夫です。
そして分別する目的は、改めてゴミをゴミにせず、資源として把握し、資源として扱いやすくする為です。
そのゴミは元々何から出来ていたのか?と原料として意識すると資源として把握しやすいし扱いやすくなります。

改めて家から出て行くモノを意識すると、普段こんなにもゴミにお金を使っていた事実に衝撃を受けました。
そして、ゴミを買うからゴミが増えるのだと、環境問題を自分ごととして改めて意識化出来ました。

簡単なお小遣い帳とカテゴリ分けをしたゴミ(資源)を照らし合わせる

お小遣い帳をつけるコトで自分の興味があるモノコトが分かり、興味があるモノコトから出たモノならば、資源化するモノを持続的に意識しやすくなります。

私は、毎日ごはんを作るコトは楽しんでやれるので、料理は私の興味関心ゴトのひとつです。
だから、食費にお金を使っているのです。
更に、料理をする際に意識しているコトがあります。それは、地産地消です。
出来るだけ、暮らしている地のモノを手に入れる様にしています。
野菜料理を作るのはとても楽しいのですが、実は、肉を調理するのはあまり好きではないコトに気づいたのです。肉を買うと食品トレーが溜まる事もあり、この際肉食をグッと減らしてみました。
お陰で、より毎日の料理時間が心地よく楽しくなり、ゴミは減り、冷蔵庫の中のモノも減ったので、冷蔵庫のサイズダウンに成功しました。冷蔵庫が小さくなったので、冷凍食品や生鮮食品を買わなくなり、更にゴミが減りました。必要なモノを必要な時に必要な分だけ手にする暮らし方になり、より自分の興味関心ごとに集中出来る様になりました。
一石二鳥どころかそれ以上の収穫で、喜び倍増です☺️

自分の興味のあるモノコトに資源を使って発展させる

生ゴミの野菜クズは土に還るモノなので、宝物の様に溜めるようになりました。
微生物たっぷりの土づくりをし、更にその土で野菜を作り、その野菜で料理を楽しみ、また野菜クズを集めて土に還し‥‥そんな循環を生み出してみたくなったのです。
これこそ、地産地消の極みだと思ったらワクワクしてなりません。

まだまだ初めの一歩の前の一歩に過ぎませんが、暮らしの中でこの様な小さな取組みをコツコツと楽しみながら続けていけば、暮らしがよりコンパクトになり、コンパクトになるコトで暮らしが楽になり、楽になる事で楽しみを持続させるパワーが生まれ、持続可能な楽しい暮らし方へと暮らしが自然と整うと思うのです。
そうなれば、暮らしからも持続可能な社会を広げていけます。

去年の家の片付けをした時に、沢山の指定ゴミ袋が出て来ました。
これ以上この袋を買わないで済む様に、更に暮らしを整えて、より楽に、より楽しく過ごせる暮らし方を追求し続けてみようと思います。

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