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夫の寝かしつけ技5選

先日、「夜中に赤子が寝ないよう」と弱音を吐く記事を書いた。

普段はよく寝る娘がこの日はなんだか寝てくれず、そして夫も起きてくれず、辛くて文章に吐き出したのだった。

この記事で起きてこないと文句を言われている夫は、実はかなりのイクメンである。妊娠がわかったときからインターネットで育児情報を読み漁り、妊婦である私にいろいろと教えてくれた。

「授乳は左右交互だからね、どっちかわからなくならないように手首にゴムなどつけておくといいよ」といった情報をくれたと思えば

「たとえ君から母乳が出なくても、それは母親としても女としても問題ないんだよ。僕なんて1滴も出ないんだから。わすれないでね」など。

そして抱き方のイメトレ(よくエア抱っこをしていた)や、抱っこ紐の練習(youtubeを見ながらぬいぐるみでトレーニングしていた)を欠かさなかった。

もちろん娘が生まれてからは一段と張り切っていて、授乳以外はすべてやる、というか私より上手い、というかそのうち母乳が出始めてもおかしくないとすら思う。私の母や助産師さんが感心しすぎて笑ってしまうほどには子育てパパなのだ。

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だから寝かしつけに関しても熱心に取り組む。私はすぐに必殺おっぱいを使ってしまうけど、夫はそうもいかないので本当に工夫していろいろやっているみたいだ。そこで今回は、誰の役に立つのか、うちの夫が試してきた「寝かしつけ技」を紹介しようと思う。

①ブリトーベビー

アメリカでは、赤ちゃんを布でキッチリとぐるぐる巻きにする。Swaddle Meというぐるぐる巻き専用のおくるみ布もある。きつーく身動きが取れないようにすることで、赤ちゃんが安心して眠るというもの。我が家ではメキシコ料理のブリトーのように赤ちゃんを巻くことから「ブリトーベビー」と呼んでいる。

娘はあまり気に入らなかったらしく、何度試してもフガフガと機嫌悪く泣いていた。暑すぎるのかもしれないし、腕を広げて寝たいのかもしれない。夫は今でもダメ元でときどき試している。

②とにかく小声で語りかける

夫にこんな特技があるとは知らなかった。娘を抱っこして部屋を歩き回りながら、とにかく小声で話し続けるのである。内容などどうでもよくて、その日の気分とか、アメリカの歴史とか、ずっと小声でブツブツ話しかけていた。そうすると娘の目がとろんとなって寝てしまう。(そして気づくと私も寝ている…!)

そういえば昔から、夫が大好きな革靴の話をし始めると急に眠気が来たっけな。

③魔法の抱っこ

夫がネットサーフィンで見つけた中で、1番役に立っているのが、この「魔法の抱っこ」。

今、赤ちゃんが泣いて困っている人にはぜひ試してもらいたい。本当に魔法。うちの娘に関しては、ほぼ100%泣き止む。新生児の頃は、よくそのまま寝てしまっていた。最近は急激に重たくなったので、寝かしつけには使えないのだけれど…。

④SHHHHHH, SHHHHH......

あるとき夫がyoutubeでこんなものを見つけてきて、夜中に流し始めた。

女性がひたすら「シーーーー…」と言い続けているという動画である。赤ちゃんが安心して眠れるとインターネットで見つけたらしいのだけれど、夜中に流すと、かなり気持ち悪い(笑)ただ、確かによく眠れた。

⑤定番!砂嵐(ピンクノイズ)

SHHHHHH動画よりも効いている実感があるのは、やはり定番の砂嵐である。胎内の血液が流れる音に似ているとかで、赤ちゃんが安心するらしい。多くの人が「赤ちゃんが泣き止む!」と言っているだけあって、これは娘も泣き止むことが多い。最初の頃は、寝かしつけ~朝まで大音量の砂嵐で、(私の)脳に影響がないか不安になった。

今、確認したら、夫が流しているのは「ピンクノイズ」と呼ばれるものだそうで、一般的に落ち着くと言われるホワイトノイズに比べて、粗く低めなんだとか。

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こうやって書くと、「夫がんばっているなあ」と思う。本当にいろいろなことを試しているし、ちゃんと効果が出ているものもある。今はインターネットでこういう情報発信をいろいろな人ができるから、片っ端から試してみてもいいなと思う。

次はどんな手法を見つけてくるんだろう。ちょっと楽しみ。


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