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反抗期を笑い飛ばせる親になろう

反抗期の息子がいる。部屋に引きこもって、親が怒鳴っても返事なし。言うこと聞かない。一緒に出かけることもしない。

妻はそんな態度に怒り狂っているが、自分は、中1の時に金髪、短ラン、カバンぺたんこ、という今思い出しても、謎な時期を過ごしていたので、引きこもるくらいは可愛いものだと思って、完全に笑い飛ばしている。息子には「振り返ったとき笑えるぞ」と共感しかしていない。

でも、その彼への共感はプラスに働いている。

未だに僕とは一緒にサッカーやってるし、取っ組み合いしてるし、風呂にも一緒に入る。

人はどうしても、自分の見てきた景色からしか物事を判断できない。ならば、

親は出来るだけたくさんの景色を見て、出来るだけ強烈な出来事を体験しておけば、子供たちのことも、広い視野で見て語れる

ということが言える。

そう考えると、不良に憧れた時期も、登校拒否していた小学生のときも、中学から高校で浪人した挫折も、無駄がない。

これは部下を育てるのも同じですよね。

広告会社、キャリアメーカー、レコード会社、芸能事務所、ゲーム会社、ホテル事業、サッカー関連、それぞれと仕事したり、さらにグロービスで様々な知見を得ると、一つの会社の中にだけの常識とは別の価値観を、自分に取り込むことができるわけで、それだけでも視野が広がっていて、一つの事象に対して、多くの視点を与えてあげることができる。そんな気が実感としてあります。

子供や部下たちの、これから起こる挫折や悩みも、全て笑い飛ばせる自信が持てるのは、過去の自分の苦難の景色を語れるおかげ。

若い時の苦労に感謝ですね。