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【まなスト②】村元 義樹さん(東京農工大学2年生)

今回、インタビューをさせて頂いたのは「村元義樹さん(東京農工大学農学部2年生)」。


村元さんは、東京都府中市出身。都内の私立高校を卒業し、東京農工大学に進学。現在、農工大の2年生です。村元さんに「過去の学習経験」をお聞きしました!

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公立中学から、私立高校(大学付属)に進学

村元さんは、府中市の公立小中学校を卒業後、都内の日大系列の学校、日本大学第二高等学校に進学。大学進学時には「外部一般受験する子が4割程度」という環境だったそうですね。内部進学(日大進学)をする人も半分程度いるなかで、村元さんは大学受験をする道を選択したわけですが、その理由(背景)はなんだったのでしょうか?

中学生のときに大きな病気をしたことがきっかけでした。
腸閉塞という病気でしたが、約1年程度、病院に入退院を繰り返していました。その経験をした後、漠然とですが、お医者さんを目指したいという気持ちが沸いてきました。人の命を救う仕事の大切さ、のようなものを肌で感じたからだと思います。高校受験のときは、そこまで明確な想いではなかったのですが、高3に進学し、自分の将来設計を具体的に描いていくなかで『医者になるために、医学部受験をしよう』と決断しました。

その後、村元さんは現役で医学部を受験しますが、準備期間が短かったため不合格。ご両親と相談し、浪人して医学部受験を挑戦し続ける道を選びます。


島根大学医学部を目指して2年の浪人生活

私(中河西)も経験したことがありますが、浪人生活は孤独ですよね。特に、村元さんの場合は塾や予備校にも通わずに、独学で勉強していたそうですね。浪人生活を2年間、経験したそうですが、その時期は辛くはなかったですか?

はい。今振り返ると、今までの自分の人生の中で一番つらかった、苦しかった時期はこの浪人生活の時だったと思います。しかし、同時に人生で一番楽しく、キラキラしていた時期でもあったのかなと思います。浪人し、勉強している中で、一緒に勉強する仲間にも出会いました。塾や予備校には行っていませんでしたが、公共スペースで勉強をしているときに出会った人たちです。実は、この時に出会った仲間たちと、浪人中にCo-study space “Posse”という中高生向けの居場所・サードプレイスを運営することになりました。医学部には残念ながら合格しませんでしたが、大学進学をするとき、さまざま選択肢がある中で、農工大に進学することを選んだのは、仲間たちと府中市での活動を継続したい気持ちがあったのも大きかったと思います。

進学先が決まり、東京農工大学農学部に入学が決まります。長かった大学受験勉強から解放された村元さんは、受験終了後、大学に入学する前に「自転車旅」に出ます。


大学受験が終わった後、自転車で旅に出る

もともと僕はアウトドアが好きで、今でも釣りやキャンプをよくします。
ただ、浪人時代はやはり勉強最優先の生活なので、なかなか好きなことをすることができませんでした。その代わり、受験が終わったら、大好きな自転車で旅をしようと決めていました。最後の試験が終わりスグに、自転車にまたがっていました(笑)。農工大の合格発表は、旅先で聞いたくらいです。この自転車での旅は、単純に面白かったのもありますが、旅先で出会うさまざまなことに対して『なんとかなる』という気持ちを育ててくれました。元々何かをする前にリスクを気にしてしまいがちな性格ですが、この旅をきっかけに『まずはやってみることが大事』だと思えるようになった気がします。


超人見知りの性格から、中高生の居場所をつくるまで

村元さんは元々、かなりの人見知りの性格だったそうですね。それが現在では、東京都府中市で中高生向けの居場所を運営し、とても人見知りには見えません。なにか、自分の性格が変わるようなきっかけはあったのですか?

僕はもともと人見知りで、人とそれほど積極的に話すタイプではありませんでした。それが変わったのは、浪人時代の仲間と出会ったことがきっかけでした。自分の考えを話したり、仲間の考えを聞いたりすることを通して、自分の性格が少しずつ変わっていったのだと思います。性格や感覚、考え方の違いを楽しめるようになりました。


大学生になっての今、そして「これから」

村元さんは現在、代表として中高生向けの居場所「Co-study space “Posse”」を運営されています。これから「学習」をする「小中高生」に向けて、メッセージをお願いします。

学びは未知のことについて考え、答えや理解を求める、冒険のようなものだと考えています。知らないことは怖いものではなく、むしろワクワクするチャンスです。知らないということにワクワクしながら、自分を高めるために『学び』を頑張ってください!

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今回は村元さんにお話を伺いました!インタビューに応じて頂いた村元さん、ありがとうございました!!

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