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友人の存在

 こんばんは。愛美です。

 先日は”初めまして”の投稿を見ていただき、ありがとうございました。
自分が思っていた以上の方に見ていただいて正直驚いています。この先も、皆さまに何か届けることができれば良いなと思っています。


 今回のテーマは・・・
「私の友達について」

 前もってお伝えしますが、ここで友達の暴露話をしようとしているわけではありません。私にとっての”友達”という存在について書いていこうと思います。

 私の中で”友達”は、”私”というパズルを作り上げている中で、欠かせないピースの1つです。

 まず、私と仲良くしてくれている友達は、皆優しいです。優しいとひとくくりに言い表しても、いろんな種類がありますよね。私が思う「優しい」、それは”気を遣ってくれること”です。
「友達なのに気を遣っていたら疲れるのでは?」と思うかもしれません。私の言う”気を遣う”は、”親しき中にも礼儀あり”に近いと思います。
私の友人の多くは、”仲が良いからこそ、相手のことを想って言動してくれる”のです。

 例えば、
私が誰にも話せないような相談をAさん(仮)にしたとします。「この話をすることで、軽蔑されるかもしれない」そう思いながらも、私は胸の内を明かしました。そうするとAさん(仮)は「待ってね。ここで間違った言い方をして、あなたを傷つけたくないから。」と言って黙り込んでしまいました。

 例えば、
私が大好きなことについて人に話したくて、学校の友人Bさん(仮)に話したとします。 私のテンションが最高潮にまで上がって話しているのを見て、「あなたは本当に、それ、大好きよね。で、その後はどうなったの?」と笑顔で応えてくれました。

 この2人に共通していることは、”自分の発言の後、私がどういう風に捉えて、反応するか”を考えて話している、ということです。
Aさん(仮)は、私の話を聞いた後、「そうなんだ」とスルーすることもできたし、これがきっかけで友達を辞めることだってできたと思います。それをあえて、「あなたが傷つかない言葉で」と必死に相談に乗ろうとしてくれました。
Bさん(仮)は、自分が興味のない話でも、笑って付き合ってくれました。これが仮に社交辞令だとしても、相手を傷つけないという意味で気を遣ってくれたことに変わりはないと思います。

 もちろん他にもたくさんの優しさを持った友人と出会い、今でも交流は途切れず続いています。私が辛かったとき、何より支えになっていたのはこのような友達がいたからです。間違って認識してほしくないのは、友達に対して甘いと言っていいるわけでは、決してありません。シチュエーションによっては厳しい意見をくれる友人です。きちんとその場面と、その人の心情を考えて意見をしてくれます。このおかげで、私も考えの整理がつき、今を生きていくことができています。

 もう1つ、私の友達に共通していることがあります。それは”私とどこか似ているようで、正反対”ということです。
全く同じ人間は1人としていません。当たり前です。でも「この人どこか、自分に似ているな?」と感じたことはありませんか?逆に「この人の考えは、私と正反対だ」と距離を置きたくなるような人に出会ったこともあるでしょう。私の友達は、これら2つを足して2で割ったような人が多いように感じます。

 少し言い方を変えると、「大多数を占める答えを選ぶけど、そこに行きつくまでの過程が違う」といったことでしょうか。

 ある世間話をしていても、話している意見が真反対のことがよくあります。この結果何が起こるかというと、”永遠に話していられる”んです。
根本的に違うのか、性格が違うのか、生活してきた環境が違うのか。こればかりは、相手を120%知らなくてはわからないと思います。
でも決してケンカや口論になることはなかったです。「それは相手の考え」とある意味割り切り、自分の主張を相手に押し付けなかったからだと思います。(皆が大人なんだな、と再確認できました・・・)

 そして「どこか似ているんだけど、どこか違う」の”どこか”を知っていくことこそが、友達として居続けられる理由の1つなのかな、と私は思います。


 私の友達の共通点、これを機に、”どんなときに”、”どういう風に助けられたか”、”どんなことに笑っていたか”、深く考えることができました。
とにかく私は友人に助けられ、お互いの考えを話すことで成長できていたと思います。このかけがえのない存在を手放してはならぬよう、これからは他の場所で得てきたものを友人にも共有できるように、そして相手のことをもっと知って自分にないものを学んでいきたいと思います。

”私”というパズルには、”友達”という名のピースが必要不可欠でした。
そしてその大きさは、計り知れないモノだと改めて感じました。

皆さんのピースがかけがえのない存在になることを心から願っております。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。ではまた。
愛美

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