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小説製作秘話&裏話『お花屋さんの手帳』#1

 藤波真夏です。
 今日は私も書きたいと思っていた、創作小説の制作秘話&裏話を綴っていきたいと思います。
 おそらく、長くなる自信があるので#1と#2に分けて綴っていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。
 また、「今回の創作小説は?」で小説URLをリンクしておきますので、是非、読んでからこちらを読むとさらに面白い…かも?


今回の創作小説は?

 今回の創作小説は…、

『お花屋さんの手帳』です。

 小説URL↓

https://ncode.syosetu.com/n6615hl/

 まずはあらすじです。

 東京板橋にある小さな花屋[florist(フローリスタ)]。
 板橋唯一の花屋。日本のみならず世界各地の花達を販売している数少ない輸入も兼ねる花屋。
 そこでは姉弟が働いている。23歳の文と6歳年下の弟佐月。高校生の佐月は無理やり姉の勤めるこの花屋でアルバイトをしていた。
 文句を言いながらも佐月は業務をこなしていた。
 そんな花屋には色々なお客さんがやってくる。様々な悩みや悲しみ、嬉しさや悔しさを抱えたお客さんがこの花屋の扉を開ける。

 板橋にあるお花屋さんで働く高校生が手記に記したお話。


小説を思いついたキッカケ

 この小説を考え付いたのは、私が大学生の時です。
 まだこの時は「小説家になろう」を始める以前に執筆した作品になります。
 2022年現在、藤波が執筆する作品はほぼファンタジーが多いのですが、現実世界でかつこんな日常をテーマに執筆した作品はこの作品だけかもしれません。

 思いついたキッカケとしては「花言葉」です。
 一時期、花言葉を狂ったようにパソコンで検索していた時期がありました。
 狂ったように調べている際に、こんなことが頭に浮かびました。

「花言葉を添えるお花屋さんって…いいかも」

 本当にふと思ったことです。
 長考の上で考え付いたものではないんです。(長考するのは、小説執筆時や情報収集の時です(⌒-⌒; ))

 当時は勉強のこと、サークルのこと、小説のこと、いろーんな悩みを抱えていた覚えがあります。
 もしかしたら「お花屋さんって…」と思っていたその裏側で、「自分の色んな悩みが解決できたらいいのに…」という願望が、もしかしたらあったのかもしれません。
 社会人となった今だからこそ、思うことです。


古株だけど最新作

 「小説家になろう」に登録する以前に書いていた小説ではありますが、この作品は最近になって投稿しています。
初回投稿が、2022年2月4日ですから今年に入ってからです。数年越しのお披露目となりました。
 どうして公開しなかったのか?

 実は…。

 『お花屋さんの手帳』の存在を完全に忘れてしまっていたから。

 です…。

 あるまじき!
 と思うかもしれませんが、当時私は小説データをUSBメモリに保存していました。しかし、大学のレポートや参考資料なども詰め込んでいたため、小説データは、時間とともに埋もれていき、時の流れとともに私の記憶からも消えて行きました。

 そして、2月に小説データの入ったUSBメモリが発掘され、数年ぶりに目に触れることになりました。
 人によりますが、過去に執筆された作品を投稿する際、再編集や再改変、修正をすることが多いかと思います。
 しかし、この作品にいたっては、あえて無修正・無改変で投稿させてもらいました。その理由としては、実際に『お花屋さんの手帳』を執筆した当時のままで発表したかったからです。

 確かに修正箇所はあるとは思いますが、藤波が今まで書いたことのない文体で書いていたため、読んでくれている方々が新鮮に感じるのではないか? と思ったのも無修正の理由の一つです。

 投稿時期は最近ですが、執筆した内容は当時の藤波の悩みや思いが詰まった、古株さんなんです。


おわりに

 さて、ここまで『お花屋さんの手帳』の制作秘話を綴らせていただきました。
 『お花屋さんの手帳』は藤波作品の中では比較的短いので、サラッと読めますので、ご興味ありましたら、最初にリンク掲載した小説URLをクリックして是非読んでみてください。
 次回#2では、小説の裏話を綴りますので更新を今しばらくお待ちください。

☆Manatsu Fujinami☆

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