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私が小説を書き始めたワケ#1

 こんにちは、藤波真夏です。
 暑くなったり寒くなったり…体調管理には気をつけたいところですね。
 さて、今回は私が何故小説を書き始めたのか? 「小説家になろう」をなんで始めたのか?を綴ります。
 長くなる自信しかないので、まずは前半戦と参りましょう。


藤波の小説はじめ

 さて、藤波が小説を書き始めるワケを話すには、かなり時間を遡らなくてはいけません。
 藤波が小学三年生の時まで遡ります。
 子供の頃から空想することが大好きで、頭の中はいつもハッピーエンドなお話ばかりを想像する子供でした。
 まさに、「頭ん中お花畑」状態。
 小学三年生のいつ頃かは記憶がないのですが、この頃から小説書きの真似事をしていたようです。白い紙を切って…のりでくっつけて…本を作り、そこにお話を気の向くままに書いていました。
 しかも面白いと当時を振り返って思うのが、藤波…「作文」超苦手だったということです。作文苦手なくせによくお話を自分で作ろうなんて思い立ったんでしょうね…( ? _ ? )

 しかも…当時の私はといえば…(⌒-⌒; )
 本を先に作ってしまうと文章が書き難いからと、文章が完成してからのりで製本したり…。
 文字が真っ直ぐじゃないと気持ち悪いからと言って、鉛筆で線を引いて、書き終わったら鉛筆線を消したり…。
 小説家の人は万年筆を使っていると勝手に思い込んで、父親に「万年筆欲しい!」とねだっていたり…。
(小学六年生で買ってもらいました…(´Д` ))

 妙なこだわりと、妙な偏見で私は小学生の頃に一人黙々と、誰になんと言われても書き続けていました。
 おそらく、これが藤波の小説はじめだったと思います。


バイバイ「アナログ」、よろしく「デジタル」

 さあ、小学生藤波はずっとアナログで小説を書いていました。
 それは…中学生、高校生と継続していくことになりますが、中学三年生の時、藤波は文明の利器を手に入れます。
 それは…、

パソコン(+マイクロソフト ワード)

 これを見た私は思いました。
 
「パソコンで打てば、効率良くね?!」

 藤波、デジタルとの遭遇でした。
 現在は自分のパソコンを使用していますが、当時は父親が使い古して使わなくなったものを初期化して、ワードだけが入ったパソコンを拝借してひたすら文章を書きました。
 ある意味早いうちにデジタルに触れたことで、慣れるのも早かったのかな? と今でも思います。
 おかげさまでタイピングは藤波家一番の速さで、お褒めの言葉をいただけることが多いです。
 そしてこの頃にはあんなに苦手だった作文が、大好きになっていました。
 デジタル様様ですね( ^ω^ )ウヘヘ

 まさに、バイバイ「アナログ」、よろしく「デジタル」でした。


ねえ…私っておかしいですか?

 誰に言われても気にせず小説を書いていた藤波ですが、大きな壁にぶち当たります。それは大学生の時です。
 私はゴーイングマイウェイを貫いて来ていて、誰になんと言われても好きな物はできるだけ貫き通してきたつもりです。
 大学に入学して友達と会話をしている中で、私の中にある感覚が他の人とはずれていることに薄々感じ始めていました。私の知っていることが世間の「当たり前じゃない」と思い知らされたのです。
 私が今まで生きてきた中で思ったことが、大学生になってそれが「虚構の世界」だと突きつけられたんです。

 それを知った瞬間に、私は小説を書くことを人には一切喋らなくなりました。
 大学のサークルの人たちにも一切喋っていません。後輩がとてもいい小説を書くのでその手前で「私も書いている」なんて口が裂けたって言えません。
 
 バカにされるのが怖かったからです。

 そして大人になった現在でもその「虚構の世界」との戦いをしています。大人になっても苦しむなんて…誰が想像したでしょうか? 
 そんな「虚構の世界」との戦いや、日々の日常の中でたくさんの小説が生まれたことには変わりないんですが…。

 このnoteを購読している方にあえてお聞きします。

 ねえ…、私っておかしいですか?


おわりに

 ここまで、つらつらと綴ってきましたが、私は小説を書くことが今でも楽しくて仕方がありません。
 私の頭の中でキャラクターたちが生き生きとしている姿を想像するだけで、楽しいのです。
 だからこそ、「やめられない」のかもしれません。
 
 長くなりましたが、前半戦はこれくらにさせていただきます。
 後半戦もどうぞよろしくお願いします。

☆Manatsu Fujinami☆

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