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(2)通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

 通勤時間を利用して読んだ本の記録です。2週目になって思ったのは、「一日一冊と決めて読むと、かなり多くの本が読める」という至極当たり前のことでした。これまで「面白そうだけど、読む時間がなさそう」などと思って敬遠していた本を手にできるすごくいい時間になるかもしれない。では行こう!(どうでもいいが、最近、はじめしゃちょーの動画観るのがマイブーム。2周ぐらい遅れてやってくる世間のブーム。)

6.心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋

 『世界一やさしい精神科の本』を5月中に読んでから、やや斎藤環ブーム。これもまた今更感が否めないが……。 現代社会を二人の観点から再認識するという対談本。ヤンキーカルチャーとか「これ以上『ジョーカー』を生まないために」と語られるハラスメントの話とか、ぶっちゃけ「よくわかんねぇな」という感想。ハラスメント対策が行動主義になってるとか、本当にそうか?? 『部長、その恋愛はセクハラです!』とか読めば全然そうじゃないことが分かるけどなー。まあ大学がそうだったんですよっていうご本人の言葉があるわけだし、わたしがフェミニズムとかハラスメントに興味がある側の人間だろうからそういう感想を持つのかもしれないが。意外とボリュームがあったので、二日かけて読んだ。

7.移民の経済学 雇用、経済成長から治安まで、日本は変わるか

 移民が経済的にどういう影響を及ぼすか、雇用・賃金・経済成長・物価・貿易・税と社会保障・科学技術・治安・文化などなど、いろんな論点から研究成果を分析した本。網羅的で面白かったー、特に「移民によって雇用が奪われるかどうか」のあたり。あと女性推進が拡大されるかってところも。結局は「格差が拡大する」ってことだったと理解している。ここで「フェミニズムは高学歴女性のためのもの」みたいななんとな〜くの雰囲気がある現実を思い、ハァ〜と思った。

8.麺の科学 粉が生み出す豊かな食感・香り・うまみ

ブルーバックスから出ている料理本……! タピオカが麺に含まれるところが面白かった。料理を横断して見る本は地理だなぁと思う。『高杉さん家のおべんとう』読みたくなった。12歳の少女に料理をさせる30歳男性、キモいが……。あと最後の方に出てくるNG集はずるい。電車内で写真を見て笑ってしまった。

 固定休みではないので随時更新していこうと思う。来週は世界史祭りになる予定。早く図書館が使えるようになってほしい。政府からの10万円は今のところkindle oasisになる予定。

追記:連番にしました。この期間で何冊読めたのか知れるのがいいかなと思ったのが理由。(2020.6.10)

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