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(47) 通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

通勤時間を利用した読書記録です。

304. 躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―

 kindleで買った。躁鬱の当事者が、躁鬱の人たちに向けて書いた本。どこかで見たことのある、自分の電話番号を公開している人か〜!と思った。
 面白かった。面白かったけど、この人の躁鬱の波?流れ?独特の文章の感じ?めっちゃ疲れる(笑)。突然自分はセックスしたら鬱が治るとか言い出したり(しかも妄想の中で30分女にフェラさせるのやばすぎ、顎がなくなる)、参考にして進めていく文書を途中からほとんど参照しなくなっていったりとか、ジェットコースターみたいだった。いや、それが躁鬱人なんですわと言われたら、へえ そうなんですねとしか言いようがないんですけど。
 躁鬱の人ってわたしの周りに結構いる。この本の中では100人に一人って書いてあったと思うけど、明らかにその割合よりも多い。だからこういうタイトルに惹かれるのかなーとかいろいろ考えながら読んだけど、結局よくわからなかった。
 わたしは決まった人に毎日LINEとか電話とかするの絶対無理。「こういう人たちもいるけど、わたしはわたしで行こう」って思った。

305. 女の園の星 2

 これに関しては、もう紙で買ったかとかkindleで買ったかとかそんなことを書いている場合ではない。(は?)(kindleで発売日に買いました。)素晴らしい。本当に待ってました。
 小林慶二先生のことが好きすぎて、好きすぎてウォ〜(鳴)、うわぁ大好きだぁ! となった。カロリーメイト2個まとめて買ってiDでさっと買ってくれちゃうところ好き、はぁー、確かにこんな感じの人だったら人と暮らすの無理だよ、はぁー(息継ぎ)、小林先生の休日②やばすぎる、結構目が悪いところ好き。2巻読んだあと1巻読み返したら、小林先生は数学の先生だったのだなあ☺️ ←こういう絵文字が語尾につくことあるよね。かわいい。 
 あとやっぱり出てくる女の子たちがみんなかわいい。どこからどう見てもオタクみたいな子ですら(失礼か?)かわいい。この世界の女の子になりたい。

306. 勉強する気はなぜ起こらないのか

 kindleで買った。読んでいる本人が勉強する気を起こさせるためにはどうすればいいか、心理学者が章を追って一緒に付き合ってくれる本。目標の立て方、無気力になった時にはどうすればいいか、などなど。こういうのって自分が勉強する気になってる時ってあんまり読み進められないよね……(何を言ってるんだ?)
 次、勉強する気がなくなったときに、また開こうと思います。

307. 路地の教室 ──部落差別を考える

 図書館で借りた。部落差別についてたくさん書かれているかたの、学生向け新書。通勤読書記録でもおなじみです。
 同和地区・被差別部落とは?とか、部落差別なんてまだあるの?とか、同和利権って何?とか、この問題についてごくごく一般的な疑問に一つ一つ答えてくれる、いい本。この人の文章はとにかく読みやすい。最後の方、性差別やホームレスへの差別まで切り込んでくるところは、多分書かされたんだろうな(笑)って思った。でも、やっぱりちくまプリマー新書だし、盛り込んでいただけて嬉しいな(何から目線?)。20代の半分を海外で過ごし、いろんな路地を歩き回って、いろんな人と喋ってきた豊かな人間関係を持つかただからこそ、「ネットのやりとりだけで知ったような顔をしないで、生身の人間と話そう」というメッセージが生きるね。
 そうそう、橋下徹氏は被差別部落出身者か?って一時期すごく話題になってたと思うんだけど、あれ寄稿したのこの人だったんだ!(笑)って驚きがあった。あと、この人も躁鬱病を公言されていて、ここにも躁鬱人がいた!(笑)とも思った。多分わたし、躁鬱人のような振る舞いをしている人を嗅ぎ分けて近づくのが得意なんだろうな。

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