見出し画像

おやすみ。人間関係リセット症候群

人間関係リセット症候群とは、人間関係をリセットしたくなる心理状態を指す造語のことで、衝動的に人間関係や繋がりを断ち切る行動をとってしまう人のことを言います。

news.yahoo.co.jp

これじゃん

最近、多くの人間関係(グループ、界隈、所属団体)から距離を置いた。
理由としては様々考えられるが、結局のところ上手く説明できる決定的な動機は思い浮かばない。

おかげさまで夏休みが退屈ではないか。
去年とのギャップが激しくてより一層孤独が強調されるようである。

今思えば私の人生は『孤独』との付き合いだったかに思える。

過去編

小学生

『ばか』


イメージ

とまでは行かないが、何も考えずに「今ここ」この瞬間を生きていた。
毎日学校が終わったら友達と公園で遊んだり家で遊んだりの日々だった。
人生のピークと言っても過言ではない。不思議だ。

中学生

『厨二病』

btr、わかりすぎて笑えないシーンがあった。

といえば簡単だが、こいつが結構厄介でこの頃から人間が怖くなってきた。
自分と他人の違いを気にするようになったんだと思う。

自分とは違う他人を理解できない。
理解できないから、怖い。

高校生

『終わりの始まり』

論理哲学論考(笑)

言いすぎだろ。でもこの頃から明確に一人が楽になった。
他人と自分の差異 をいい感じに捻くれて解釈したのかもしれない。
他人と違う。「変わっている」と言われることが多くなった。

そう言われると、嬉しかった。

だから変わった人間になった。
卒業アルバムには「君のことがよくわからなくてちょっと怖かった」って書かれるのが嬉しかった。

お昼ご飯は一人で食べる。
ただし誰にでも目につく場所。誰もいない「中庭」で。
夏でもブレザーを着る。岩波文庫がポケットに入るから。

授業中に学校を抜けてタリーズコーヒーに行った。
「山下だから」と許された。
陽キャラしか出席しない打ち上げに、俺もいく。
楽しかった。
体育祭では日陰でヴィトゲンシュタインを読んだ。

うわぁぁぁぁぁxぁぁ!!!!

そろそろキツイ。このくらいにいておいてやる。

時々放課後に教室に残って泣いていた。

一人は楽だから、楽しめる術を知っているから一人を選ぶが、ずっとそうしていると時々寂しくなってしまう。

グループには属さなかった。
属してもすぐ抜けてしまう。リセット欲が抑えられなくなってくる。

すべてから解放され、自由になるようなあの綿密に慎重を持って積み上げたトランプの塔をぶち壊すような、あの瞬間が忘れられなくて。

だから、アニメでよく出てくる「高校生」に憧れていた。
放課後、男女のグループでどうでもいいことをだべって時間を浪費したい。その尊さを享受したかった。


大学生

図に乗った

画像に意味はない

完全に調子こいた。権力と能力を手に入れて、色々な人が褒めてくれた。友達だってできて、特別な存在になれた気がして楽しかった。

秋田。

というか面倒くさくなったのか、1人大切な人がいればいいと思ったかはわからないが、また一人を選んでしまった。
急に人間関係をすべて切って、解放されたくなってしまう。
しばらくしたらまたどうせ寂しくなるのに…

あ、そうだ。

^ ^

東急代官山駅のどっか

代官山駅周辺のカフェをめぐろう。
せっかくの夏休み。
大学生の夏休み

友達と遊べないなら、映画を観て、本を読んで、創作をして、時々勉強すればいい。

代官山駅はずっといきたくて、あんまり開拓していなかった。
だって代官山って位置が微妙じゃない?
じゃあ渋谷行こってなるくない?

人間関係リセット症候群とか関係ない。
寝て起きたらまた朝が来る。
そしたら外に出てカフェを探す。
そんな毎日もまた尊く、時間の主導権を握れている確たる証拠ではないか。
だから、明日は早速代官山駅へ行こう。

おやすみ。
明日のために。

おやすみ。人間関係リセット症候群。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?