ひとつまみの塩
塩って偉大
私がレッスン中よくいうキーワード
「ひとつまみの塩」ないし「ふたつまみの塩」
レシピにも毎月必ずでてくるし、もはや常連mogちゃんずにいたっては「書いてへんけど、あんたここで塩入れるやろ?」を感じる行間があるのではないだろうか。
(レッスン始めて3年目。
そろそろ行間読みが出来るmogちゃんずが増えてきているのでは!と思っている)
わたしのレシピを構成するうえで、
このちょびっとの塩がすごく重要だと思っている
塩、つまり塩化ナトリウムは
人間の生命維持に欠かせない物質だからこそ、味蕾で「塩味」を感じることができるのだろうか。
研究者じゃないから、人体の成り立ちの所以までは分からないけれど、きっとそうよね。
「塩」単体に味があるのはもちろんのこと、他の風味をぐっと引き立てるという素敵な調味料だ。
引き立てる、に関しては「あまじょっぱ」という言葉がフューチャーされるのも頷ける。
(すいかに塩、が良い例。ただ、私はすいかに塩が好きではない。笑)
日本食は塩分過多になりがちで、生活習慣病にもつながるからと何かと「減塩」が叫ばれるけれど
減塩しても美味しいと感じるとき、他に「何」が入って同じレベルまで引き上げているのかとても気になる。
もうすでに何らかの病気に罹患している方でなければ
「取り過ぎに気を付けなければいけない」というのは、結局どの食品にも言えることではないだろうか。
どの食品に関しても、自分の「足るを知る」ラインの見極めが大事。
でもきっとみんな忙しくって、自分の身体にそんなかまってる時間もないくらいお仕事や日常を過ごしていて。
結果「〇〇は悪」「〇〇は体に悪い」って排除したほうが、簡単に考えずに健康を手に入れられる手段として手っ取り早いし、キャッチ―で掴みやすいんだろうなと常々思う。
単品ダイエットとかもその最たる例よね、考えんでいいもんな。
それだけ食べときゃいいんやから。
そんなあほな、やねんけどな。
(過去バナナダイエット・キャベツダイエットに手を出していた、学生時代の私に言いたい)
あれ?
わたしは何を言いたかったんだ?笑
適当で良いんやけど、ひとつまみ。
以前にも書いたが
家庭料理は適当で良い。
寸分たがわず計量をしなくても、成り立つ。
きちんと計量しないと膨らまない・固まらないといった菓子類とは違って、多少のブレも許容される。
もちろんその分味もブレるが、食べられないまでの失敗に繋がることは少ない。
(わたしは本当に料理に関してきっちりすることが苦手なので、お菓子やパンを作る方に対して尊敬の念しかない。できることならなるべく計量はしたくないタイプ。笑)
おおらかな気持ち
ラフに
ゆったり自分が楽しめる範囲で
そんな言葉をレッスンで連発する私が「ひとつまみ」にこだわる
(そのタイミングタイミングで入れる意味は異なるので、レッスンで確認してね)
ところどころきゅっとしめてやることで、のっぺりした家庭料理の輪郭が「しゃん」とする
オーバーサイズのお洋服が流行っていたけれど、一か所どこかしめてあげないと「全身借りてきた」感溢れるコーディネートになりやすい。
10.20代の令和生まれスタイリッシュな足の長い子ならそれも可愛いんだろうけど、こちとら「おかん」や。そうもいかへんねん。
家庭料理も同じく。
そのままぼけ~っとすると、のっぺりダサい印象に仕上がる
塩やそのほか調味料
「え?これだけ?」な量であっても、レシピに記載してあるということは
「あ~これはウエストマークのベルト的な役割ね」と思っていただけると嬉しい。
猫背が、すこ~し伸びるイメージ
何事も緩急が、大事。
よっしゃ、今日もウエストしめてこ。
まなおおうちごはん 主宰 茉奈
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