7年ぶりにストレングスファインダーを受けたら、自分に必要な仲間が変わっていた
「久しぶりにストレングスファインダーを受けたら、自分の強い資質が結構変わっていた!」
という声を聞いて、私も7年ぶりにストレングスファインダーを受け直してみることにしました。
ストレングスファインダーとは、企業文化について世論調査やコンサルティングを行っているGallup社が提供している、資質診断ツールです。
下の解説付き書籍を購入するか、Gallup社のウェブサイトで診断を購入すると、コードを入力して診断を受け始めることができます。
複数回受けることについて事前に調べてみたのですが、あまり変化がないということからGallup社自体はあまり奨励していないようで、1回目に受けたアカウントとは別のアカウントを作り直して受けました。
Gallup社が思っている通り、結果はあまり変わらないから2回受けても意味がないのか??
私が試してみた結果、上位5つと下位5つの資質はこのようになりました。
ストレングスファインダーの資質は、自分が桃太郎だとしたら犬・猿・雉子のような仲間だと思っているのですが、このラインアップを改めて眺めて感じたことを書いていきたいと思います。
自分の強い資質は、人生の状況によって変動する
真っ先に目がいくのは、この7年という時を経て「学習欲」と「目標志向」はトップ5に残り、順位も上がっているのですが、その他のトップ5の資質は落ちたということです。
「内省」は9位、「収集心」は10位、「慎重さ」は13位に落ちています。
一方で新たにランクインした「指令性」は元々10位、「自我」は9位とほぼ入れ替え、「最上志向」は21位とかなり上がりました。
なぜこのような変動があったかというと、2016年と2023年で自分の中では周りの状況、そして社会の中での自分の自信が変わったからだと思います。
こんな状況の変化や、自分に対しての自信の変化があって、元々強い「学習欲」と「目標志向」は残ったものの、他の資質の変動があったのかなと思っています。
特に「指令性」や「自我」は3歳の頃の自分を考えても元々強い方で、MBTI でも指揮官(ENTJ)なので、本来の自分が戻ってきたようにも感じます。
5つの中で一番違和感があったのは2016年は「慎重さ」でしたが、これは社会人2年目で「正しく仕事をしなきゃ」という気持ちから強化されていたように思います。
今回2023年に違和感があるのは「最上志向」なので、これが今回どういう背景から自分のトップ5にランクインしてきたのかは、いつかまた振り返って考えたいなと思います。
自分の弱い資質は、耕さなければ変わらない
もう1つ興味深いのが、私のボトム5の資質です。
「ポジティブ」「包含」「社交性」の3つの資質は、面白いくらい私の中で沈殿しています。
そして緑の「戦略的思考力」は前から、オレンジの「影響力」は今回から多いのですが、青の「人間関係構築力」はいつも低めな私です。
ただ、2016年に30位だった「調和性」は2023年に「最上志向」以上の爆上がりを見せて8位まできたので、これは評価したい…!
ここから思うのは、自分の弱い資質は積極的に耕さない限り、あまり変動しないのではないかということです。
日本の教育的な考えには自分の弱いところも訓練して補うという方法もあると思うのですが、私は1社目で「自分の強みを伸ばせ」との教育を受けたため、特に弱い資質を積極的に耕そうと思っているわけでもなく、この結果には納得です。
ただ、自分の弱い資質も大好きです。
なぜならば自分の弱い資質を知ることで、その資質が強い人とチームワーク良く働くことができるからです。
自分が持っていない資質が強い人と出会うと、「このやり方で人生が回るのが自分とは全然違ってすごい!」と感動します。
「ポジティブ」「包含」「社交性」が強い方はぜひお声かけください。
そういうわけで、7年ぶりにストレングスファインダーを受けたことで、自分が7年の間にどのように変化してきて、今何を必要としているかを見ることができました。
また7年後に再受験してみたら、また違った仲間が現れそうです。
色々な人のストレングスファインダーの結果を長期間追跡してどのように変動するのか研究したら楽しそうです…Gallup社さん、私と一緒にやるのはいかがでしょうか?笑
ストレングスファインダーを使ったコーチングも提供できますので、この記事を読んで興味を持った方は下のホームページをご覧ください!
すべての人が組織や社会の中で自分らしく生きられるようにワークショップのファシリテーションやライフコーチングを提供しています。主体性・探究・Deeper Learningなどの研究も行います。サポートしていただいたお金は活動費や研究費に使わせていただきます。