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私的最重要事項、"認知"
あるツイートが目に止まりました。
マッキンゼーの調査では、社員の退職を決める理由の上位2つは、自分の仕事が組織から認められてないと感じる(54%)、職場に帰属意識が感じられないこと(51%)だそうです。認知と帰属意識は大きく社員を傷つけ、離反させることを理解しなければなりませんね。
— 加藤守和/組織人事コンサルタント (@morigon99) June 18, 2022
今まで"認知"という言葉は「ターゲット層に認知されているか」「社会的に認知されているか」など、会社が主語で使うことは多くありました。
一方で、組織の一員として私は認知されているのか?という視点は今まであまり意識してきませんでした。
というのも、前職では認知してもらえてる状態が当たり前で、愛のあるフィードバックをくれる上司、同僚、同期がいたからです。
フィードバックの手段としては日々の会話や飲みの席、会社イベントや1on1など様々な場面で自然と実施されており、当時は特別な人事評価制度の取り組みは無かったと記憶しています。(GJ Carelyやクレド自慢、サンクスメッセージはありました。)
それでも私は認められてると感じれていたのは、今思うと組織レベルで"人"を最重要視する価値観が根付いており、クレドを通じて上から下まで浸透していたのかなぁと。とにかく環境に恵まれていました。
良い評価でも、悪い評価でも正直どちらでも良くて、ただ自分が組織の一員として取り組んでいる事を認知してもらえているのか。シンプルに日々実感できるかできないかで、会社への愛着や帰属意識は大きく分かれるのだとここ最近は感じています。
冒頭に掲載したツイートから、今の組織の現状とリンクさせ、私はメンバーを認知できているのか?深く問うきっかけになりました。
まだまだですが、総務メンバーに対して「あなたのやってること、頑張り見ているよ」が伝わるような声かけ、1on1を実践できるようになったのは確かです。
認知は承認欲求を満たすことに繋がり、承認欲求を満たしてくれる組織で働き続けたい、広めたいとロイヤルティが向上していく。そんな循環を生み出せる組織づくりを手がけていきたいです。
強烈な自己実現欲求があれば別かもですが、承認欲求を満たしたいと思うのはごく一般の感覚だと認識してます。おそらく。
また、少し話が逸れますが、前職では経営陣からのメッセージも耳にタコができるほど伝え続けくれていたなと。(定例会議、CxO Open hour、CxO Letter、イベントの度)
トップが何を考えているのか、それを元に自分が今すべき事は何か。とにかく期待に応えたい!と必死にもがき行動することもできました。
本当に学ぶことが多い組織に属していたなと、退職してからも感じます。
感謝と誇りの気持ちを胸に、認知が幸福度に繋がる事を心得ていきます。
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