血圧の仕組み:講義グラレコ紹介 歯学科 循環調節Ⅱ 2022
今回は水銀血圧計を開発した歴史について簡単に紹介します。西暦1896年頃、イタリア人医師であるシピオーネ・リヴァロッチ(Scipione Riva-Rocci,1863~1937)は水銀柱によって圧力を読み取る圧力計と、ゴム球を握って加圧する腕帯(カフまたはマンシェットともいう)を組み合わせることによって、世界最初の水銀血圧計を作り上げました。さらに、ロシア人軍医であるニコライ・コロトコフ(Nicolai Sergeivich Korotkov, 1874~1920)は聴診器の併用によりコロトコフ音を発見して、血圧を測定する基本的なテクニックが確立されました。
それでは、学生から作成してくれた優秀グラレコ作品を紹介しましょう!(徐嘉鍵)
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血管の構造、特徴をよくまとめてくれています。層流、乱流を模式図でうまく示してくれて、素晴らしい。🌸
心周期における各段階の要点を簡潔にまとめてくれて、わかりやすい。🌸
血圧が生じた仕組みをよく理解していて、講義要点の配置はとても上手です。👏👏
静脈灌流における補助ポンプの機能をうまく説明しています。心周期について細かくまとめてくれています。🌸
血圧は循環器において重要なサインであり、歯科医療現場では高血圧症の患者を診療するのは度々あります。血圧測定の手技を習得する以外に、血圧が生じた仕組みを理解することも大事です。皆様は理解した内容をよく工夫していて、まとめる能力は高いです。👏👏
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