見出し画像

自律神経の働き:講義グラレコ紹介 歯学科 自律神経機能Ⅰ 2022

 自律神経系について、ポリヴェーガル理論が新しい考え方として注目されています。この理論は、米国のステファン・ポージェス博士が1994年に提唱しました。自律神経を①不動化(Immobilization)、②可動化(Mobilization)、③社会的交流(Social communication/engagement)から分類しています。不動化は、系統発生的に最も古くから脊椎動物全てに存在しています。可動化は、古い硬骨魚から認められている「交感神経」の働きが中心となります。社会的交流は、哺乳類に特有な神経伝達スピードが速い有髄の「腹側迷走神経」が大きな役割を果たしていると言われています。
 それでは、皆様から書いてもらった講義グラレコを紹介します。(徐嘉鍵)

 交感神経の遠心路について、図でわかりやすく示していて、素晴らしい。
要点もうまくまとめてくれています。🌸🌸

 自律神経の支配様式、節前と節後ニューロンの分泌様式を簡潔に説明していて、わかりやすい。👏

 自律神経からの支配を受ける臓器を全身レベルでまとめてくれて、一目瞭然!👏👏
 交感神経、副交感神経に関する生理的な機能は歯科医療人にとって、とても重要な内容です。皆様は一生懸命にグラレコ作品を作成してくれて、感動しました。また、レベルの高い作品を待ち望んでいます。🐭😀

     2021年、2020年優秀グラレコ作品はこちら!👇👇


全記事を無料で公開しています。面白いと思っていただけた方は、サポートしていただけると嬉しいです。マナビ研究室の活動に使用させていただきます。