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九歯大学生さんからの講義グラレコ紹介:自律神経機能Ⅰ 2021

 交感神経を発見した歴史の逸話について簡単に紹介致します。1664年に開業医でイギリス国王チャールズ2世の侍医でもあるThomas Willisは「Anatomy of the brain, with adescription of the nerves and their function」の中に交感神経幹や副神経を記載して、発見者としてなっていました。しかし、イタリア出身の解剖学者であるBartolomeo Eustachioがすでに1552年に交感神経幹を発見して、彼の著書「解剖図」に記載されました。この書籍は1714年までずっとローマ法王庁の書庫に眠っていったためでした。その後、いろいろな変遷があって、1905年にやっと自律神経系を交感神経と副交感神経に分類し直しました。(徐嘉鍵)

 それでは、皆様から書いてもらった講義グラレコを紹介します。

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 交感神経系の求心路、遠心路と臓器、各組織をリアルに再現して、よくまとめてくれています!🌸

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 自律神経系の要点をよくおさえています!遠心路の臓器支配様式に注意点をあげていて、わかりやすい!

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 交感神経、副交感神経の遠心性作用を表で丁寧にまとめてくれて、よくできています。作用する臓器(心臓、消化器、骨格筋など)もリアルに再現していて、すごい‼

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 交感神経、副交感神経の遠心路を分けて、節前と節後線維からの分泌物質、生理作用などを整然とまとめてくれていて、一目瞭然です‼

 今回皆様から書いてもらった渾身作に感銘を受けました。皆様の作品レベルが高いです!次回また素晴らしい作品を期待しています!

2020年優秀グラレコ作品(自律神経機能Ⅰ)はこちら


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