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筋肉はどうやって収縮するの:講義グラレコ紹介 歯学科 筋収縮 2022

 今回はトロポニンを発見した歴史について簡単に紹介します。江橋節郎先生は、筋肉の収縮弛緩にカルシウムが関係するのではないかと予想していました。しかし、思い通りに結果が得られませんでした。そのため、筋収縮の研究を一旦諦めて、アメリカのロックフェラー研究所へ留学しました。そして、1959年2月の真夜中、江橋先生は今までうまくいかなかった原因は溶液に含まれているマグネシウムのせいだと思いつきました。そこを着目して、計算し直したところ、狙った通りの数値を示すことができました。その後、高いカルシウム結合能を有するトロポニンを発見することが繋がりました。
 それでは、学生皆様から書いてもらった本講義のグラレコを紹介します。(徐嘉鍵)

 興奮収縮連関、筋収縮様式などを詳しく説明してくれて、よく理解しています。👏

 筋細胞の種類を図でそれぞれの特徴をうまく表現していて、わかりやすい。神経筋接合部における伝達様式について上手に説明しています。🎖️

 筋収縮の様式を筋原線維まで再現していて、メカニズムにも分子レベルまで説明しています。等張性収縮と等尺性収縮をうまくこの内容に取り込んで、まるで集大成の作品です。🎖️🎖️
 皆様は講義の要点をうまくまとめてくれて、編集能力の高さを感服しました。また、期待していきます。☘️☘️

     2021年、2020年優秀グラレコ作品はこちら!👇👇


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