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大学法人化を検証する④/大学の財政はどうなってるの?【動画解説】#00018

動画解説

 OECD加盟国中、大学への公財政支出が最低です。公的資金だけでなく、日本では企業や財団といった民間からの研究資金投入もかなり少ない状況です。質疑応答で出てきますが、日本の大学学費はかなり安いのです!

 そうなると、吉野先生の疑問は「日本は超低予算でやってるのか?」ということでした。森本先生の答えはYesです。

 あまり大きな声で言えませんが、日本の大学教員の給与もかなり低いです。細かいことを抜きにすると、アメリカでポスドク(雇われ研究者)やっている時の手取りと、日本で教授になって貰っている手取りはほとんど同じです(小野)。アメリカ(ニューヨーク大)の助教の給与は、聞いたところ今の私の教授給料の1.5倍もらってました。

 まとめると、日本の大学生は、公的資金の足りない部分をかなり自己負担するものの、大学教育後に大きく社会貢献をしているということになります(次回詳細を解説)。一方で、大学教員が少ない給料の中でも十分な教育を実践している、とも言えます。

 最後に、溜息出てますね・・・。

補足・修正

 さあ詳しく説明するぞ!というところで、小野が突然のPC不具合のため回復を取り繕います・・・。OECD中最低という結果に、PCも動揺したのでしょう。(編集者へ:カットしてよ!)

編集者から

使用機材
変更ありません。詳しくはこちらから!

感想
小野先生が途中でログアウトしました。
撮影時に不在だったので、何があったのか後から聞いてみるとPCの画面が消えたそうです。HDMIケーブルが抜けたとかなんとか…
あえてカットせずにそのまま使いました。(笑)


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