エリサルディアの今の姿①【架空国家を作ろう！そして、架空国家の民になろう！ Part 15】

　　読んでおいて損はないはずです。

　　こんばんは。今日もエリサルディアの歴史を作っていきま‥‥

　　あの、そろそろエリサルディアの今について考えませんか？

　　このペースで歴史を作っていたら、現代を描くまでにかなりの時間がか
　　かりますよ。

　　たしかに、まだ13世紀までの歴史しか作れていないからね。

　　でも、過去を作らないと現在も作れないよ。

　　我々が作っているのは現実ではなく架空世界ですよ。

　　現在から過去を作っていくことだって可能です。

　　言われてみれば、その通りだね。

　　架空国家作りに時の流れは関係ないからね。

　　現在の状況を設定してから、その現在に至るための過去を作っていくと
　　いうアプローチもあることを忘れてた。

　　まぁ、「過去から現在へと順当に歴史を作っていくアプローチ」と「現
　　在から過去へと遡りながら歴史を作っていくアプローチ」を並行して同
　　時にやっていけばいいと思います。

　　そうしよう！

　　じゃあ今回は、エリサルディアの今について考えていこう。

　　再確認ですが、エリサルディアは立憲君主制であり、イギリス系、スペ
　　イン系、日系、先住民の住民から構成される国家ですよね？

　　そうだね。

　　一応、領土も再確認しておこう。緑色のエリアだよ。

　　エリサルディアの４つの集団のうち最も力を持っているのはイギリス系
　　であり、それに次ぐのがスペイン系、3番目は日系、4番目は先住民なん
　　ですよね？

　　その通り。

　　エリサルディアの現在の王朝はイギリス系であり、政治においても社会
　　においてもイギリス系が多数派だ。

　　とはいえ、イギリス系には劣るものの、スペイン系住民もそれなりの力
　　を持っている。

　　エリサルディアは、イギリス系とスペイン系からなるヨーロッパ系住民
　　が主体となっている国家だと言える。

　　一方、日系人と先住民はマイノリティの立場にあり、政治的・社会的影
　　響力をあまり及ぼせていない。

　　４つの民族の人口比・パワー比は具体的にどのくらいなんですか？

　　人口比・パワー比は次のような感じかな。

　　イギリス系：5.0
　　スペイン系：3.0
　　日系　　　：1.5
　　先住民　　：0.5

　　なるほど。

　　そういえば、エリサルディア国内における４民族のそれぞれの居住域の
　　分布ってどうなってるんですか？

　　基本的には、４民族はほとんどの地域で共生してる。

　　ただ、黄色のエリアにはイギリス系住民が多く、水色のエリアにはスペ
　　イン系住民が多く、赤色のエリアには日系住民が多く、紫色のエリアに
　　は先住民が多く住んでいる。

　　ちなみに、人口の分布はこんな感じだよ。

　　赤が都市の人口を、青が都市以外の地域の人口を表している。棒が長け
　　れば長いほど、人口が多いということだよ。だから、赤と青が多くある
　　エリアが人口密集地帯ということになる。

　　こう見ると、日系人と先住民が多く住むエリアの人口密度は結構低いで
　　すね。過疎ってますね。

　　そうなんだよ。

　　日系人のエリアは、面積自体は結構大きいんだけど、人口密度が低いん
　　だ。すかすかなんだ。

　　一方、イギリス系とスペイン系のどちらのエリアにも、たくさんの人口
　　密集地帯があるんだ。

　　エリサルディアにおけるパワーバランスが如実に反映されていますね。

　　‥‥ところで、エリサルディアの行政区域や行政単位ってどうなってる
　　んですか？

　　実は、地図を生成した時点で一定の行政区域が定められていたんだ。

　　地図をよく見てみると、黒い線があるよね。これが行政区域なんだ。

　　その黒い線をもっと濃くして行政区画っぽく区切ってみると、こうなり
　　ますね。

　　これが、「州」の区分けになるんですね。

　　そうなるね。

　　さらに、エリサルディア国内でとりわけ人口の多い都市を「特別市」と
　　して、「州」と同じような行政権限を与えようと思うんだ。

　　その「特別市」はどこにあるんですか？

　　赤の点が首都特別市で、黄色の点が特別市だよ。

　　なんとなく、エリサルディアという国家が見えてきましたね。

　　ただ、州や特別市、自治体の一つ一つに名前をつけていくのは、大変な
　　作業になりますね。

　　それぞれの固有の文化や歴史についても考えなきゃならないしね。

　　いくら時間があっても足りない気がしますけど‥‥。