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結婚式まで50日を切ったプレ花嫁に"三度目の正直"はいらない。


結婚式まであと50日を切った。
周りから「もうすぐだね」「楽しみだね」とよく言われながらも、まだ心の底から楽しみにできない自分がいる。

やむを得なかった延期の決断

私たちが結婚式場を成約したのは、2年前の秋頃。
そう、もともとの挙式予定日は、1年前の秋だった。

ハネムーン、新しい家族を迎える準備、マイホーム……
結婚式が終わり次第、動き出そうと思っていたライフプランは、未知のウイルスの感染拡大に伴い、あっという間に飲み込まれていった。

当初、一時的だと思われていた“非常事態”は、まさかの長期戦。結婚式の延期を余儀なくされている世の中のプレ花嫁さんに心を痛めながらも、なぜか心のどこかで自分は挙式できるだろうと信じていた。

しかし、当日が近づくにつれ悪化する世の中の状況に、とうとう耐えられなくなった。ゲストの方々に万が一のことがあったら……その可能性を考えると、当時の私たちには「延期」という選択肢しかなかった。
(延期決断の直前に行った前撮りに救われた部分もある。前撮りのお話はこちらから

次は必ず決行したい。その思いから、8ヵ月先に延期した。
そしてやっと、延期したその日まで50日を切ったのである。

楽しみな気持ちを奪っていくもの

この漠然とした不安な気持ちはどこからくるのだろう。

一番大きな要因はやは未だに事態が収束していないことだ。
今回こそは無事に挙行できるか、ゲストは来てくれるか、安全は確保できるか、考えだしたらキリがない。

考えれば考えるほど、はやく式を挙げてしまいたい、この心配の日々から解放されたいという思いに駆られる。

気づけばもう1年半も苦しんでいる。
人生一度のハレの日に対して、こんな気持ちをもってしまっているのは悲しいが、これが心のうちだ。

50日後の挙行を実現するために

今の私に、三度目の正直は考えられない。だから、どうすればできるかを考えて準備を進めるしかない。

結婚式のコンセプトは『やわらかい時間』
今まで出会った、支えてもらった方々との“愛おしい思い出”や“愛してくれた時間”、そしてこれから“愛していく時間”を大切にするという思いを込めた。

やるからには自分らしい方法で、楽しんでもらえる・想いが伝わる時間にしよう。制作物もボディメイクも後悔しないように進めなきゃ・・・な。


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