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アヒルの子供たちが元気に育っています

ヒヨコを買ってきたと同じ頃、アヒルの一羽が卵を産んで、座っているようになった。この子は去年も、マングースにすべての卵を取られたのに、ずっと座り続けていた。で、あまりに可哀想で、今年はこの子が、座り始めた時、気づいて卵を無事にマングースから守れた時は取り上げて保存しておいた。また、他のアヒルがその辺に産んだ卵も見つけたら保存していた。計5個の卵。

ひよ子たちを元の羊小屋をリメイクした鶏小屋に移した時、同じくこの子が座っていたアヒル産卵場所(この子しかそこに卵を産まない)を動かして、母アヒルが餌を食べるために動いてもマングースが入ってこないようにした。そして5個の卵を戻しておいた。

この子は本当に忍耐強かった。一日一回だけ餌を食べに出る他は、ずっと温めつづけていた。そしてついに、移動させてから一ヶ月たたないうちに、なんと、4羽のアヒルの赤ちゃんが誕生した。アヒルは一ヶ月以上かかるから、もっと後だと思ったのに、予想より早く生まれた。

しばらくこの親子を狭い空間に入れておいたのだが、此処ではあまりに狭すぎる。といって、鶏と、この親子を交わらせて大丈夫か、自信が無かった。

そこで、4日ほど経って、ほぼ、子供たちが歩き回れるようになった時、母親と子供を別にすることにした。

ヒヨコを育てた容器で、アヒルの子を育てようと思った。そして夕方、親子が寝床に入る頃を見計らい、親を捕まえた。飛ばないように親の羽を切って、自由にし、子供たちは箱に入れた。容器はベランダに設置した。此処だと目は届くし、雨にも当たらない。

ところがだ、母親が子供を探して、鳴くのです。そうすると、子供たちがそれはそれは甲高い声で、母親を呼ぶ叫びをあげるのです。
特に色がついたアヒルの子。多分母親の本当の卵から孵った子供ではないかと思われる子が、それはそれは甲高い声で、鳴き続けるのです。

そうすると母親も、子供たちを探して、うろうろうろうろ。鳴き声をあげながらベランダの下をうろつき回るのです。とうとう、ベランダの階段の下に登場。フェンスをよじ登ったに違いない。なぜ、ビデオに納めなかったのか。いやいや心が痛みすぎて、、、、
あせって、声が掻き消えるようにスピーカーをベランダに置き、音楽をかける。そして親鳥をフェンスの外に出し、、、、、その日は何とか暗くなり、皆さん睡眠。ホ!

翌日、諦めたと思っていた母親がまたまたうろうろ、子供たちを呼ぶ。そして、それはそれは甲高い声で、子供が答えるのです。

もうダメ。この鳴き声をこれ以上聞いて居られない。うろつき回る母親アヒルを見るのは忍びない!この親子を引き離すことは諦めました。鶏ランに日よけ、雨よけのタープをはり、親子を一緒にしてあげることに。

元の寝床(犬の大型ケイジ)も移動。子供たちをその中に移動。でも、今度は、親鳥、ぐるぐるとこのランのまわりを回りつづけるだけで、柵の中には入ってくれません。子供たちに近づいてくれません。反対に子供たちが寝床から出て、鶏フェンスを闈抜けようとする!子供たちを寝床に戻し、親アヒルを追いかけ回すこと、数十分。力尽きました。そして、子供たちの安全の為、再び子供たちはベランダに移動。そして、柵は開けたまま、もし母親が入ったら、その時は子供たちを移そうと。この親子の運を天に任すことにしまし。

そして、数時間後、たまたまチェックしに行ったら、何と、母親が柵の中。急いで柵を閉じて子供たちを移動!ようやく親子が再び一緒に!それ以来、親子仲良く、静かに、幸せに歩き回っています。


方や、大きくなった鶏の子供たち。人間用の出入り口を開け、外に出すことにしました。まあ、朝しばらく出るけど、基本、ずぼらというか、、日中は、巣箱で休んでいます。


マングースさえいなければ、農園は全部フェンスが有るから、野性の猫が入ってくる心配とハワイイーグルが上から狙う意外、危険は無いんだけど。さすがに昼間は猫もこないし。

卵は取るし、ヒヨコは取るし。マングース憎し!私、こんなことで、何時間無駄汗かいてるんだろう!!ああ、毎日の雨で、一ヶ月経たずに草伸びてきたというのに!草刈をする時間がない!

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