神も仏もありゃしない
「吉」とか「凶」とかの文字に一喜一憂する、プチイベント感が楽しい「おみくじ」。
だが以前、全然楽しくないおみくじを引いたことがある。
驚いたのは「吉」とか「凶」とかの文字ではなく、そこに描かれている絵である。
めっちゃ殺されかけてるやん!絶対絶命やん!!
っていうか、おみくじの絵で「斬りつけられて殺される直前」とか有り得るのだろうか?
しかも書かれている言葉もひどかった。
■他人の取るをふせがんとすれど 弓あれど矢なしとなり
■うしろに おとしあな しんたいきわまりて いかんともなし難きなり
「この年の俺、よく生き延びたな!!!」
と思わずにはいられない。
「うしろに おとしあな」って、誰が掘ったんだよ!!(笑)
そのうえ、「しんたいきわまりて いかんともなし難きなり」。
要するに、もうあきらめろと。神も仏もありゃしないじゃないか!!
これで「半吉」なのだから、「凶」のおみくじにはどんな凄惨な場面が描かれていることか。想像するだけで鳥肌が立つ。
これ以上の被害者を出さないために、このおみくじを引いた神社はナイショです(笑)。
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