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人間が生きる上で大切なことは「希望」を持つことだと言われる。 この「希望」の本質を時間論の観点から言えば、それは「時間の流れを肯定できること」だと僕は思う。 未来に希望を持つということは、時間が未来に向かって経過していていくことを肯定できることにほかならない。 逆に「絶望」とは、「時間の流れを肯定できないこと」だと言うことができる。 時間の流れを肯定できないと、自分が存在していること自体が苦しくなってくる。だから絶望が極まれば、そこで自分の人生の時間を終わらせたいとさ