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日本の技術をもとに世界に挑むスタートアップ(2月国内調達額トップ5)

実業家の保坂学です。保坂兄弟は、2024年2月、国内スタートアップの調達額だけでなく、技術面でも注目すべき企業を調べました。日本発の技術を基盤にした植物工場や世界水準の技術を有するアンモニア製造など、世界へ挑むスタートアップが躍進しています。また、国内の交通課題を解決すべく、著名経営者がライドシェア事業に本格参入する動きも見られます。今回は、2月の国内調達額トップ5をご紹介します。

1. Oishii Farm Corporation(オイシイファームコーポレーション):植物工場

Oishii Farm Corporationは、日本発の技術を活かした植物工場で注目を集めています。天候や風土の影響を受けず、労働力不足に左右されない生産体制を確立し、高級いちごの生産に成功しています。これまでに、日本電信電話(NTT)、安川電機、脱炭素化支援機構、みずほ銀行など18社と、社名非公開の企業から資金調達を行いました。
Oishii Farm Corporationは、日本の技術を活かした植物工場で高級いちごの生産に成功しており、今後は日本国内での事業展開を加速させることが期待されます。

2. つばめBHB:小型分散型オンサイト・アンモニア製造

つばめBHBは、東工大関係者や味の素、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーターの支援のもと、小型分散型オンサイト・アンモニア製造を実現しています。従来の製造方法とは異なり、低温・低圧の小型プラントを活用し、現場近くで必要な量だけアンモニアを製造することが可能です。資金調達には、ドイツのコングロマリット企業ヘレウス・グループなどが参加しています。
つばめBHBは、革新的な製造方法によりアンモニア製造の効率化を図っており、国内外での実用化に向けてプロジェクトを進めています。

3. オープンロジ:物流フルフィルメントプラットフォーム

オープンロジは、EC事業者向けに物流フルフィルメントプラットフォームを提供しています。シリーズCラウンドから約4年ぶりの資金調達を実施し、倉庫のネットワーク化を加速させています。今後は、トラックドライバーの時間外労働の上限規制が設けられることを見据え、物流の課題解決に取り組んでいます。
オープンロジは、EC事業者向けに物流プラットフォームを提供し、物流の効率化を図っています。

4. Lean Mobility(リーンモビリティ):都市型小型EVの開発

Lean Mobilityは、トヨタの技術を活かした都市型小型EVの開発に取り組んでいます。台湾から資金調達を行い、2025年半ばには台湾での発売を目指しています。
Lean Mobilityは、都市型小型EVの開発に取り組み、台湾を中心に展開しています。

5. メディカルフォース:自由診療クリニック向けSaaS

メディカルフォースは、自由診療クリニック向けに予約管理から診療、CRMまでを提供するSaaSを展開しています。導入クリニック数は急速に増加し、オールインワンのサービスを目指しています。
メディカルフォースは、自由診療クリニック向けのSaaSを展開し、医療施設の効率化に貢献しています。

6. newmo(ニューモ):ライドシェアサービス

newmoは、著名経営者が参画するライドシェアサービスを展開しています。資金調達を活用し、地域交通の課題解決に取り組んでいます。
newmoは、ライドシェアサービスの提供を通じて、地域交通の改善に向けて取り組んでいます。

これらのスタートアップは、日本の技術を活かし、世界に挑戦する姿勢を見せています。これからの成長が期待される注目企業です。

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