ぼきょラジ第03回「ボードゲームをすると賢くなる?」を聴いて
こんにちは。ボドパパです。
今回は日本ボードゲーム教育協会の公式音声配信
「ボードゲーム教育探求ラジオ:ぼきょラジ」
を宣伝するnote記事となっています。露骨(2回目)。
ところで、ぼきょラジ第02回の感想のnote記事はありません。
これは、ぼきょラジの構成として、
本編の次の回は本編の振り返り雑談会となっておりまして…
第02回は第01回「ボードゲーマの生態調査!?」の、スピーカーたちのアフタートークとなっているからです。
このnoteでは、本編を聴いたボドパパの感想を書き留めることにしますね。
ただ、3人の素直で砕けた感想トークもとても楽しいのでこちらもぜひチェックしてください。
ぼきょラジ第03回の概要
ボードゲームをすると、賢くなる??
比較的メジャーな商業ゲームが扱われた
かしこさの測定に使われた3つの指標(流動性知能、創造性、問題解決に対する指標)
調査対象グループ(大人、子ども、ボドゲのプレイ有無)
実験の内容
研究のツッコミどころ(課題)
実験結果への解釈のしかた
レーベンマトリクステスト
チェスよりボドゲ?
一部の意外な結果とは?
研究の改善、発展
番組内に登場するボードゲーム(研究に用いられたタイトルをふくむ)
コリドール、宝石の煌めき、ソクッカドロ、ソクッカドロアウトドア、ディクシット、ドブル、おばけキャッチ、チケット・トゥ・ライド、ブルゴーニュの白、ベルズ、カルカソンヌ、コンセプト
扱った論文
"Do Board Games Make People Smarter?:Two Initial Exploratory Studies.
https://www.irma-international.org/viewtitle/235475/?isxn=9781522567332
ボドパパの感想
「ボードゲームは人を賢くさせるのか?」という、なんとなくそう思っているけど、私の立場からするとそうあってほしいという大きな問いに対して、学術論文としてどういった結論になっているのかとても興味深く思っていたので、わくわくしながら聴きました。
結論については、ぜひ番組をお聴きになってお確かめください。ぜひ。
その中でも一つ気になったことだけチラ見せ的に紹介すると…。
ボードゲームを一定期間やった子どもたちの「問題解決に対する指標」の中の「自己効力感」がネガティブになったことについて。
非常に意外でした。
直感的には、ボードゲームという短い時間で区切られた遊びの中で問題に取り組み、時には成功し、時には失敗しながらも、段々と問題解決ができるようになっていくから「問題解決に対する自己効力感」はポジティブになるものだと考えましたが…。
実験結果は逆なんですね。
色々な考察ができそうです。
番組内でもスピーカーの皆さんが言及していたように、「何でもできる!」という、子どもにありがちな謎の根拠のない自信が、ボードゲームに取り組み挫折を多く経験することで、地に足がついた考えができるようになったのかな…?
ちなみに、この実験は2週間という期間で行ったようでして、例えばこの期間をもっと長くすることで成功体験も多く経験し、私の想像していた結果に近づかないかな…?とか思っています。
というような、色々な想像を掻き立てられつつ、「頭がよくなるのか?」に対して一定の答えを提示してくれる非常に参考になる回でした。
ボードゲームと教育についてご興味ある方は必聴です!
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