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普通の子の中学受験、附属入学後の理想型と現実型

付属生の理想型・・・

今日は、中学受験の話ではなく、附属入学後のお話を。子どもが通うMARCH附属卒の先輩には、大学在学中に法律や会計などの資格を取得された、それはもう優秀な方々がいらっしゃいます。そういうお話を聞くと、「あ~附属生の理想型だな」と思わずにはいられません。その先輩たちのインタビュー記事によると「附属校に通っていた頃から、文武両道で勉強とスポーツに明け暮れていた」そうです。ほー!勉強とスポーツに没頭した6年間、それで大学入学後に難関な資格を取得。素晴らしすぎます。どんな育て方をすればそんな風に育つのか、感嘆というか深いため息しかでません(汗)。

附属生の現実型・・・

さぁ、それでは、附属生の現実型についてお話しましょう。同級生に比べて、小柄で幼い系であるうちの子どもの日常は、とほほの連続です。うちの子どもに限ったことですので、どうぞご心配なく(笑)。

その1、休憩時間中に本気で鬼ごっこをする。(クラスの大半の男子が参加・・・)。その2、校舎の壁をつたうジャンプを繰り返し、ひざを痛める。(クラスの数人でハマっている模様・・・)。その3、友達としゃべりすぎて顎を痛める。(本人いわく、それしか原因を思いつかないそう・・・)。その4、クラスの女子とのラインは連絡事項のみ。(一緒に発表するための打合せに限る、リア充遠し・・・)。その5、この1年でなくしたもの・・靴下2足、手袋2つ。(しかも片方ずつ・・・)。

以上です。普通の子ですので、親としてけっして高みを求めていませんが、いや~、ここまで幼いとは。。。(汗)。ただ、うちの子どもやクラスメイトの名誉のためにお伝えしておきますと、みんな勉強だけはしています。

今の附属は、学び続けられる環境

今も定期テストの真っただ中ですが、懸命に勉強している模様。この1年で最後の定期テストの範囲は、ほとんどが1年分と広範囲。ざっと復習をして、把握できていない部分を覚え直しと、ここ最近は1日5~6時間ほど勉強しているようです。もちろん、この期間はオンラインゲームも自主的に封印。(そこだけは、エライぞ息子!と思う)

テスト期間外でも、日々小テストがあるので、常に最低限の勉強だけはしています。例えば、ある教科の小テストは25点中20点以上が合格ラインで、それ以下は補習に強制参加。うちはまだ補習に呼ばれたことはないようですが、けっこう求められているレベルが高いので、親も冷や冷やしながらみています。こういう学び続けられる環境は、親にとっては安心材料。子どもにとってはたいへんですが、それでもある程度の学力を保つことにつながり、将来的に子ども自身の助けになると思います。

勉強以外に、もうひとつ何かを探して

あとは、附属生の理想型をゆく先輩たちのように、何かもう一つ、人生をかけてやりたいこと、探求したいことに辿り着けるといいなと思います。日々の勉強はたいへんでも、附属という環境は、ほとんどの生徒が大学受験から解き放たれ、自分のやりたいことを探せる場所。理想型の先輩たちの話を子どもに伝えながら、心に少しでも響いてくれたらと願っています。

まっ、その前に、物をなくさないことから始めてほしいですが・・・そろそろ(笑)



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