見出し画像

長野県伊那市に移住して1年 デメリットをまとめてみた

2024/5/15 追記

たくパパ(@manabidori)です。

2023年春に、長野県伊那市に移住してきた私たち家族。早いもので、あっという間に移住して1年が経過しました。

そこで、今回は長野県伊那市に移住してきて感じるデメリットを紹介します。

他のブログやホームページを見ると、伊那市に移住するデメリットに「冬が寒い」とか「車がないと生活できない」など誰でも思いつくことが書かれています。

この記事では、そんな当たり前のことではなく、実際に生活してみないと分からない移住者視点でのデメリットを紹介していきます。

それでは、早速!

(長野県伊那市に移住して感じるデメリット)
1:生活コストが高い
2:遊び場がなく、刺激が少ない
3:魚が不味い

デメリット1:生活コストが高い

関西から移住してきて、まず驚いたのが生活コストの高さです。関西では、生活コストの安い場所で生活していたため、伊那市とのギャップに驚きました。

実際に、高すぎて驚いたコストを紹介します。

驚き1:物価が高い

移住してきて、最初に驚いたのが物価。特に食料品の高さです。

関西では、物価の安い地域に住んでいたので、伊那市の物価には面食らいました。

感覚値ですが、伊那市は関西の1.3〜1.5倍高いイメージです。(関東からの移住者に話を聞くと、物価はさほど変わらないそうです)


私たち家族は、締めるとこは締めて、使うべきときに思いっきり使うタイプです。そこで、普段の生活では極力無駄使いはしないよう心掛けています。

そんな私たち家族が足で稼いだ「伊那市でコスパ良く買い物できる店舗」を以下の記事にまとめました。


驚き2:上下水道代が高い

次に、伊那市に移住して驚いたのが水道代です。

関西に住んでいた頃は、月1,500円強ほどでした(実際には2カ月に1度請求がくるので、3,000円強)

それが、伊那市に住んでいる人に聞くと、月7,000〜8,000円。高い家庭だと、月1万円を超えるそうです。

大量の水を使っているわけでもなく。普通に生活をしているだけで、月1万円を超えるそうです。

夏場は暑い日が続くので、子供のためにビニールプールに水を溜めてあげたいと思っても、水道代を考えると頻繁にはできません。


ただ、私たち家族は、市営水道(通常の上下水道)ではなく私設水道が使える地域に住んでいます。

山から綺麗な湧き水を各家庭に引いているので、使い放題です。そこで、大きめのプールを買って、夏場は涼みました。


うちだけでは、勿体無いので息子のクラスメイトを招待して、遊んだりもしました。


そんな我が家の水道代は、水の使用量が年間15,000円。浄化槽の点検代が年間2万円強です。

合計しても、一般的な伊那市の家庭の半分以下で水を使えていることになります。

これは、本当にラッキー!


驚き3:ガソリン代が高い

都会で生活していると車の運転とは無縁の生活をしている人もいると思いますが。伊那市で暮らすにためには、自家用車が必須です。

車の運転に慣れるまでが、大変だと思いますが頑張ってください。

車が必須な伊那市ですが、ガソリン代が異様に高いです。それも、そのはず。長野県は、日本で1番ガソリン代が高いのです。

海に面していない長野県にガソリンを輸送するのは大変なんでしょうね。そう考えると、仕方ない事なのかもしれませんが。

とは言え、ガソリンを入れないわけにはいきません。そこで、近くのガソリンスタンドのメンバーカードを作ったり、割引になる日を狙って、少しでも安くガソリンを入れる工夫をしています。


驚き4:区会費(or 町会費)が高い

「田舎は、町会費が高い!」と聞いたことがあるかもしれませんが。はい、実際に高いです。

関西に住んでいた頃は、年間で2,400円ほどでしたが。今、私たち家族が住んでいる地域では、年間3万円弱の会費の支払いをしています。

(住んでいる地域によって、会費は前後します)

地域内の世帯数が少ないので、会費が高くなるのはある意味で仕方ないのかもしれません。

「会費を支払わない」という選択もありますが、会費を支払わない場合

・共用のゴミ捨て場を利用できない(自分たちで焼却場へ持っていく必要がある)
・住む地域によっては、補助金が出ない(会費を払って区民になることが補助金を受ける条件になっていることも)

などのデメリットを被る可能性もあります。

縁があって伊那市に移住してきたわけなので、郷に行ったら剛に従うの精神で、地域の方と交流するのが良いと思います。


私たち家族が移住してきて、実際に体験した近所付き合いについては、以下の記事にまとめました。


デメリット2:遊び場がなく、刺激が少ない

移住して1年。妻の実家のある関西への帰省、遊びで東京などに数回出掛けました。

そして、都会から伊那市に戻ってくるたびに、刺激の少なさを感じます。

関西に住んでいたころは、電車で10分もあれば大阪の梅田や難波に出ることができました。

大阪・梅田のシンボル HEP FIVEの観覧車

梅田や難波に行けば、流行りの商品を気軽に触れることができます。

親子でプレイしているポケモンカードも、都会に行けばカードショップが沢山あります。

他にも、大きな書店で流行りの本を眺めるのも好きでした。


都会にいれば、欲求を満たしてくれるものが沢山あったのですが、伊那市に戻ってきた直後は刺激がなく寂しさを感じます。

特に私たち夫婦はお酒も飲まないので、飲み歩きもしないので余計かもしれません。


デメリット3:魚が不味い

私は、山陰の出身で、幼少期から魚を比較的多く食べて育ってきました。

そのため、いつの間にか舌が肥えてしまったのか、長野県のスーパーで買う魚を食べても「美味しい!」と思えません。はっきり言えば、不味い!

ご存知の通り、長野県は海に面していない県です。海産物を運ぶのに手間もコストも掛かるので、美味しくないのは仕方ないかなと諦めています。


妻としても、息子に美味しい魚を食べさせたい。息子も外食なら「回転寿司に行きたい」と毎回リクエストしてきます。

ということで、我が家は必然的に回転寿司へ行くことが多くなりました(伊那市では「スシロー」と「かっぱ寿司」の2店舗があります)

最初の頃は、私も美味しくお寿司を食べていたのですが。外食のたびに回転寿司に通うので、私自身が回転寿司に飽きてしまいました。(あと、私自身、生魚があまり得意ではないというのもあります)


ここまで、伊那市に移住&1年生活した中で感じたデメリットをまとめてきました。

もちろん、伊那市で暮らすのはデメリットばかりではありません。デメリット以上に良い部分が伊那市にはあります。

そのメリットを以下の記事にまとめました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?