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8/26(土)読書会『世界はうつくしいと』開催レポート

初めての詩の読書会でした。参加者は主催を含めて5名。そのうち初参加の方は3名です。

詩集のなかから、一人一つ好きな詩を選んでもらい、その詩を音読してもらいます。次にその詩について感想を伝え合いました。感想は以下の通りです。

・立ち止まって何かを見ることの感覚を思い出した。何もしないことの大切さが伝わる。
・現代は言葉が多すぎると思う。スマホやSNS、会社からのチャットなど常に人の言葉が満ちあふれている。分かってほしいと思い、過剰に丁寧に伝えすぎている。
・長田さんは何かをすることより、在ることを肯定している。哲学者のハンナ・アーレントも存在が手段化することに抗っており、共通点を感じた。
・詩の最後が決め台詞みたいになっていてどれもかっこいい。
・詩の良さを感じた。詩を読むと生活に区切りができ、息づきができる感覚になる。

詩の言語化は難しいので、読書会前は盛り上がるか不安でしたが、結果は大成功。とても有意義な時間でした。明日館の建物や咲く花々の美しさも読書会にマッチしているようでした。主催としては、「世界はうつくしいと」を読んで、ぼーっとすることや、空を見たり花を見たりする時間の大切さを今一度考えさせられました。

参加してくださった方々、ありがとうございました!

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