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異性を意識すると人間上手くいかない

僕は友達といる時とか、こうやって文章を描く時はかなりノリノリで気持ちよく過ごせるが、女性と話す時とかは、なんでこんなに自分はつまらないんだろ、俺ってこんなにあかんかったっけ?と。

でもみんなに緊張するわけではなくて、
相対して緊張するのは綺麗な人のみである。
なんかごめんなさい。
相対して緊張しないのは綺麗でない人のみである。
なんでか分かんないけどなんかごめんなさい。

どこで線が引かれるのか、それは笑顔とだけ言っておこう。
つまり僕も異性を緊張させたことはないと分かっていながら、
相手に対して硬くなると、俺は一体何をしているんだとなる。

普段の、普段の俺はどこだ。

会話の流れを読み、会話で出てきた好みの言葉を少し記憶しては使えるチャンスが来るかを探り、ボケてツッコむなどのシンプルな流れは苦手なのでシチュエーションを広めることだったりに集中し、まさに点は決めずともどんなフォワードにも、どんなサッカーにも順応するウェイン・ルーニーだと自他共に認めているのに、
こんな可愛い子に僕はどんなパスを出せば良いのか。
そしてどこのスペースで彼女のパスを待っていれば良いのか。

そんなことを考えていると、

「あたし中学の頃、男子のことシバいてたよ」

などと言われ、ツッコミを入れるものすごく良いスルーパスが来ているのにもかかわらず、

あ、お茶シバく?って聞いたんだよ。
中学じゃなくて

と僕はスルーパスを無理やりキーパーまでダイレクトでパスを返す強者。

実際に

お茶でもしばく?と聞いたら、
しばく?あ、あたし中学のころ、男子のことしばいてたよ?

いや怖い怖い怖い怖い。

飛び蹴りしていたらしい。

綺麗とかの前に緊張した。


何か言葉が詰まると口癖で、
凄いなーと言ってしまい、

へ?何が凄いんですか?

と地球を救えるくらいのザ、最近の可愛い人に押され、こんなのパッとしたボケでも、それこそ女性を褒めても良いのに

あ、いや、これ口癖で、、

っと死ぬほどえぐい空気になる。

でもそれは僕だけでなかったようで、
僕の同期のピッチャーが珍しく練習試合でバッターボックスに立つことになり、
ベンチの僕に、

見とけよ、Mさん(クラスで一番可愛いい子)の家まで届かせる。

と言って張り切って振り込んだは良いものの、
こんなボテボテなゴロあるのかってまでぐらい
ボテボテなゴロになり、打球がコロコロとファーストに転がって行き止まった。

性格の悪い僕は笑いを堪えるのに必死であった、
これだとMさんがご近所過ぎる。
りんごを交換する関係になるくらい近い。

僕の今年の目標は緊張しないことではなく、
色々な人のことを知って、とりあえずパス回しをすることである。

ボテボテなゴロを打っても全力で走っていた彼に青春を感じた。

青い風が吹いていた。

結論。
今日の女性は皆さん綺麗なため、
僕が油断できる人は友達の数人を除いてはいない。

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