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異動後、1年間『学び合い』をして

 車中泊の記事が多くなっていたので今回は教育(仕事)の記事を書きたいと思います。まだ1年間終わっていませんがほぼ終わったので。4月になると総括をするというより次の1年間のことで頭がいっぱいになりますしね。時々記事に書いていましたが、今年異動して新しい学校に赴任しました。異動したばかりの『学び合い』実践者は、隠れキリシタンのような行動をとる方もいるかと思いますが、私は今までどおり取り組みました。理由は、前任校で『学び合い』の研究主任をしていて本を読むだけでなく仲間と本当に熱い議論を交わしながら進めてきたからです。もし一人で始めた実践だったらできなかったかもしれません。『』的考え方ですが、仲間の大切さを実感しますね。
 6月には全体研ではないですが、『学び合い』で研究授業もやりました。反応は本当に様々。肯定派、やや肯定派、やや否定派、否定派に分かれました。こんなに反応が違う授業は『学び合い』だけかもしれませんね。
 9月には、社会科の思考判断のテストで全員満点を取りました。本当にうれしかった。業者テストなのでそれほど難しいものではありませんが、記述もあっての全員満点だったのですごいっていってもいいのではないかと思います。
 また、何より人間関係が格段によくなりました。年度の途中では、女子同士のトラブルが放課後にありましたが、今は全員が折り合いをつけながら楽しく遊べているようです。孤立している子はいないと思います。学力的には、全員が一定のラインまで引きあがるということを目標にしていましたが、それはちょっと達成できず。自分が一斉授業するより100000・・・万倍ましではあることは断言できます。『』の実践者でどんなクラスでも人間関係・学力が一定の満足するレベル(捉え方に個人差があるとは思いますが)まで引き上げることのできる人がいたら会って話をしてみたいです。自分に足りないものが多分あると思います。
 良いことばかりを書きましたが、校長と折り合いが悪かったです。事前に『学び合い』入門の本も読んだし、西川先生のメモも拝読しているのでぶれることはなかったですが、もっとうまくやれる方法はあったかもしれません。でも自分の頭は固いし結構頑固なのでしかたがないかなと思っています。でもその他職員とは良好な関係を作れているので及第点かなとも思っています。で、来年度は詳しくは書けませんが、左遷人事っぽいです。当然「自分にとって」というだけで、同じ人事でも左遷と感じない人も多いかと思います。当然クビにはならないし、大変なポジションではないので楽をさせてもらおうと思っています。今までの一斉授業の場合、ブランクを心配していましたが、ブランクがあっても2~3年で通常級に戻った時に『』であれば今までの経験ですぐにできるんじゃないかと思ています。
 とりとめもない文になってしまいましたが、おそらく『』に出会っていなかったら17年目を迎える来年度も通常級の担任をしている可能性が高かったでしょう。でも幸せに過ごせていたかどうかは分かりません。「自分の幸せ」「家族の幸せ」のレベルは格段に今の方が高いと思います。来年度も幸せな1年間を過ごせるよう「特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」を読んで春休みは過ごすつもりです。

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