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「行動変容栄養学講座 腸内細菌叢は第2の自分!~腸内環境と食生活・病気との関わりについて~ 」についてのご報告

こんにちは!manabi運営 飯野です。

暑い毎日が続いておりますが、夏バテなどなく過ごせておりますか?
普通にしていても暑い上に、マスクが必須の状況なので、より体調管理に注意が必要ですね。まだまだ残暑が続くようですので、気を付けて参りましょう。

さて開催から少しお時間空いてしまいましたが、
今回は【行動変容栄養学講座腸内細菌叢は第2の自分!~腸内環境と食生活・病気との関わりについて~】についてのご報告です。
昨今では、「腸活!」という言葉を耳にする機会も増え、腸内環境について、一般的にも注目度の高いテーマではないでしょうか。

「腸内フローラ」や「腸内細菌叢」という言葉もとても身近にはなってきましたが、まだまだ意外と知らないことが多いというご意見も多くいただていました。
そこで実際に研究に取り組まれている専門家の井元先生よりお話をいただきました。食事と腸内環境の関連が深いこともありますので、専門家である管理栄養士が、自身をもって正しい情報をお伝えしていけるように、理解を深めていければと思います。

講師紹介

東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター
井元清哉先生
<経歴>
1996年九州大学理学部数学科卒業
1999年日本学術振興会特別研究員(統計科学)
2001年九州大学大学院数理学研究科博士課程修了、博士(数理学)
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター博士研究員、助手、准教授を経て現在ヒトゲノム解析センター健康医療インテリジェンス分野教授、ヒトゲノム解析センター⻑。スーパーコンピュータを用い、ゲノムデータなど高次元大規模データから知識発見・予測を行うための統計学理論、方法論の研究に従事

【印象的だったこと】

これまで、なんとなく聞きかじっていたことや、「実のところはどうなんだろう?」と思っていたことの疑問が解消されました。
また研究の膨大なデータから分かってきたことなど、とても専門的な内容ではありましたが、先生のお話しが大変分かりやすく、今回の講義をきっかけるにより深く学んでいきたいと思うような内容でした。

また「腸内細菌叢をデザインしていく栄養学が今後より重要となることは間違いない」とのお言葉がとても印象的でした。
栄養の専門家である私たち管理栄養士だからこそ、出来ることが沢山あるなと感じました。
また質疑応答の際には、参加者から沢山から質問もいただき、みなさんの熱心なご様子もとても印象的でした。
先生も丁寧にご回答いただき、すごく有意義な学びの時間となったと思います。

【参加者の声】

参加いただきましたみなさまからの声を一部ご紹介いたします。
・とても難しい研究レベルの内容を分かりやすく説明頂き有意義な研修でした。
・腸内環境は、健康との関連性が高いと知りながらも、それについてのお話しが詳しく聞ける機会が少なく、今回とても勉強になりました。
・腸内細菌叢というなじみはあるが、未知の世界の貴重なお話を聞くことができ、とても興味深かったです。ありがとうございました。

【まとめ】

「腸内細菌叢」については最近になって分かってきたことや、まだまだこれから解明されていることも多く、とても将来が楽しみな分野だと感じました。とても身近なテーマで、健康の要とも言える「腸内環境」。
良い状態を保っていくには、毎日の食事がとても重要だということも分かりました。
そしてやはり専門家からの生の声は、インターネットや本で探しても見つけられない貴重なお話しが沢山あります!
今回学んだことをベースに、さらに知識を深めて行ければと思いました。

これからもmanabiは様々なイベントを開催しますので、ぜひチェックして、ご参加ください!みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

https://manabi-nt.jp/guest_events




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