ついに来た!アマゾンファーマシー!「医療業界の実情」を解説
ニュースで報道でもありました「アマゾンファーマシー」ですが、
すでにアメリカでは仕組みとしてすでにあるため「正直やっとか!」という思いです。
ではその仕組みと医療業界の一部事情を解説します。
■地域医療とは?
体調不良になり病院に行くと病院やクリニックで処方されて
薬局に行くと思います。その場で薬がもらえなかったり、違う薬局に行くことありますよね。
これは、病院やクリニックにおける「地域医療」がとられていることになります。
地域医療はすでに10年以上前から医療機関では重要視されており、学会ではよく発表されています。
医療機関は、「カルテの整理」、「診療報酬の計算」、「医師と事務の連携」、患者対応以外に多くの業務を抱えていますので業務負担が大きいのも特徴です。
少子高齢化が進むに連れて薬局数も年々増加していることも分かりますね。
処方箋の数も増えてますのでそれだけ連携しないと業務負担が偏ってしまう原因になります。
■アマゾンファーマシーとは?
アマゾンファーマシーとは、アマゾンが提供する「オンライン上で服薬指導から薬の宅配までをサービスとして受けることができるサービス」になります。
診察を受けたのち、電子処方箋を受け取り、アマゾンにその電子処方箋を登録すれば、その場で薬剤師による説明をオンライン上で受けて、薬を宅配することになります。
アマゾンは、2500店以上の薬局店と連携することで「ネット通販+宅配」の強みを活かしたことになります。
これはコロナの影響が大きく、「オンライン」という医療業界の取り組みのハードルを下げたことになります。
移動手段に困る高齢者の方もいますし、子供も薬局で待てない事情も解消する期待感があります。
■それでも課題感はある
そもそもオンラインが苦手という方もいますし、急病は使えない可能性もあります。
電子処方箋はマイナンバーが必要だったりします。
それでも現場を見ると「医療は疲弊している」のは良く分かります。
その疲弊感を軽減できるキッカケになる期待はできますよね。
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