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たまにはゆっくり帰ろう。

仙台から東京までって意外と近くて、
最速達のはやぶさであれば、おおよそ1時間半くらい。
私の住んでいる県北部の駅から、少し停車駅の多いやまびこを使っても、
最寄りの新幹線駅からは、大宮まででちょうど2時間。
そこから在来線に乗り換えても、実家までは約3時間で着きます。

いつもであれば、早割的なチケットをとって新幹線で向かうところ、
安いチケットがとれなかった今回は、
どうしよう、定価で新幹線に乗る…?それともバスとか安い交通手段で帰る…?と迷った結果、今回はその中間をとって、
常磐線特急「ひたち号」で帰ることに。
所要時間は約6時間。バスほどではないですが、それでも新幹線の倍。
値段も、新幹線よりは安いけれど、さすがにバスほどではない。

敢えて「早くもない」「安くもない」交通手段を選ぶのにも、ちゃんとメリットはあって、
たとえば、ひとりの時間が長くとれること。
もともと普段の金曜日は、夜6時から日付が変わるまで、
いろんな局をまたぎながら、ずーっとラジオを聴いているので、
あんまり早く家に着きすぎると、リアタイできる番組が減ってしまう。
そう考えると、こうやって車内でnoteでも書きながら、いつものラジオをしっかり聴けるのも、それはそれで悪くない。

そして、海沿いを走る常磐線は、海や山、平地など、多彩な景色を車窓から楽しめるのも魅力のひとつ。
今であれば、日も長いので、そこそこ遅い時間まで、外の景色を楽しむことができました。

新幹線から見える景色は、もう随分と見慣れてしまったし、
だいたい山の中か街の中かで、あまりバリエーションも多くないので、
いつもは見ない景色を眺めながら過ごす時間も、なかなかオツなもの。
お手洗いも車内販売もあるし、車内も広くてキレイ。

仙台から直通している本数がそこまで多くないので、
こんな機会でもないと乗れない電車に乗れて、なんならちょっと得した気分になれたし、
たまにはゆっくり帰るのもいいですね。

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