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捨てられないひと。

掃除とか整理整頓がとっても苦手な人って、いますよね。
何を隠そう、私のことなのですが。

部屋を片付ける、とか、掃除をする、みたいなことをまず始めるのにも、
それなりの気合を入れないと取り掛かれないので、
いつも後回しにしてしまうのですが、
最近は一日お休みの日が増えたので、
さすがにとりかからねば、と思い、少しずつ進めています。

もともとめんどくさがりやな私は、
それに加えて、ついつい物をため込みがちな性格で。

レジ袋とか、書類とか、
「どうせ使う機会ないだろうな…」と思うものも、
「いや、もしかしたら使うかもしれないし、そのまま捨てたらもったいない…!」っていうお決まりのセリフで、
いろんなものを無駄にためこんでしまいます。

そんなものを、ときどき気合を入れて、えいやっと全部捨ててしまうと、
なんだかすっきりした気持ちになる一方で、
ちょっとさびしくもなってしまうんですよね。

そのさびしい気持ちはなぜなのだろう…?と考えてみると、
きっと「十分に使い切れた、といえないものを捨てることへの申し訳なさ」があるような気がしていて。

たとえば、レジ袋ひとつとっても、
買い物袋として何度も使って、もうヨレヨレになってしまったものを捨てることにはあまり未練がなくて。
「今まで活躍してくれておつかれさまでした!」と、心のわだかまりなく手放せる。

一方で、何かをどこかからうちまで運んでくる、そのたった一回にしか使われなかったレジ袋を捨てるのは、どうにも忍びない。
「これしか使わずに捨てることになるなら、そもそもこれはもらわずにすむ方法はなかったのか…?!」と考えてしまうんですよね。

レジ袋に関しては、もともと有料化になる前からもらわない派だったし、
それ以外のものも、「使わなさそうだからといってすぐ捨てるのはもったいない」という考えもあって、
自分の手に渡ってしまったものは、どうにか使ってあげなきゃ…!という考えが強くなっている気がします。

とはいえ、あまりいろいろなものを「もったいない」と思ってしまうと、
かえってものをため込む、捨てられないループに入ってしまうので、
適度にいらないものは手放す、という姿勢も必要だし、
そのバランスは難しいですね…。

あまり深く考えすぎてしまうと、本当に片づけが進まないので、
えいやっと捨ててしまうものに関しては、
「断捨離できてえらい!」と自分をほめることにして、
どうにか前に進んでいる感じです。
我ながら、ちょっとめんどくさいですね。。。

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