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英語を始める前に読むべきたった2冊の本【英語と習慣作り】

「英語を勉強したいんだけど、おすすめのテキストや参考書ある?」とよく聞かれる。私のおすすめの本はこれしかない

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本/向山敦子、向山貴彦

出版されて長らく経つけど、この本を超える英語の本はない。英語学習を始める前に読んでもいいし、勉強中の人が読んでもいい。

これは問題集でも教科書でもなく、「英語の考え方」を教えてくれる本。レベルを問わず誰でも読んだら「なるほど!」と思うこと間違いなし。

私は英語学習を始めた中1の頃に友達に借りて初めてこれを読んだ。
私は外大に入るまで学校でしか英語に触れたことがなかったけど、落ちこぼれることなく英語の成績が常によかったのは、早いうちにこの本に出会ったおかげだと思う。

英語の語順が日本語の語順と全然違うので、英語に慣れるまで、何かしゃべろうとすると頭の中で単語の並び替えをしなきゃいけない。

私は水を飲みたいです。飲みたい…~したいは want toやから先に want toで、飲む やから want to drink で…といちいち考え出すとめんどくさい。

この本を読めば英語をしゃべる・書く・理解するときにどんな流れでやればいいのかわかるようになっている。頭の中で並び替えしなくてよくなる。

本の中もかわいい絵がいっぱいで、カラーでとても読みやすい。さらっと読めるので本当におすすめ。

僕たちは習慣で、できている/佐々木典士

英語学習には時間がかかることはこの記事でお伝えした。

かといって普段働いている人、学校で勉強している人が忙しいスケジュールの中で学習の時間を作るのは容易ではない。

この本には習慣作りのすべてが書かれている。筆者の体験談だけではなく、あらゆる研究結果や、結果のいろんなとらえ方まで載っているのが面白く、説得力がある。

よく習慣作りには意志力(Will Power)が必要だと言われる。では意志力とは使えば消費されるものだろうか。仕事でプレゼンをすれば「仕事に意志力を使った」と、英語学習の意志力まで削られてしまうだろうか。

そうではなく、意志力は使えば使うほど増えるものなのだ。意志力が意志力を連れてくる。頑張った日はもっと頑張れるし、サボった日はとことんサボってしまう。

そういうメカニズムや、心理的な効果を使った習慣のつけ方を細かく、細かく教えてくれるのがこの本。

私は本はあまり持たない主義だが、この本はkindleに入れて繰り返し読んでいる。新しい習慣をつけたいなと思うたびに読んでいる。


英語学習のやり方も、レベルに合った教科書も ChatGPTに聞けば教えてくれるだろうし、英会話教室に行けば絶対に伸びる。

ただこの2冊の内容は、読まないと手に入らないと思う。ぜひ読んで英語学習に役立ててね!

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