自分の”正体”が見つかる町
こんにちは。
2023年1月~香川県三豊市に移住したマナティです。
日本全国を旅するなかで出会ったこの町での暮らしと、わたしの生きる姿を等身大で綴っています。
記事を通じて、三豊という町を少しでも知ってもらえたら幸いです。
記事1本目、いきなりですが、最近あった大発見を書こうと思います。
わたしは、ずっと、さみしかった
そう、わたしずっとさみしさと戦ってたんですよね。
もうここ10数年も。
このさみしさには2つの正体がありました。
一つは、いつでもどんな瞬間でも自分らしくいれる環境やコミュニティを持っていなかったこと。
二つ目は、愛されること、愛することを信じていなかったこと。
この記事では、それが自分についての大発見だったよーってことと、なんで大発見できたのかをお話しします。
自分の能力を隠さないでいることも、弱さをむき出しにすることも、全部自分らしさ
わたしは高校を卒業し、1年間の浪人生活を経てようやく、憧れの東京に出ました。
ヨッシャー!やっと東京に来た!したかった一人暮らし!最高!
って感じで、大都会に心躍り、踊りすぎて、都会に踊らされ続けた結果、とっても疲れてしまいました。
そして気づけば、自分らしくいられる瞬間がかなり限られていた。
大学時代のサークル、バイト先、ゼミ、社会に出てからの就職先・・・
そのすべてにおいて、ちょっとずつ自分のキャラが違っていて使い分けているような感覚で、どこにおいても自分という純度が低かった。
だから、めちゃくちゃ疲れちゃってた(´・_・`)
でも、東京に出てからは、自分らしさよりも社会の中でそれなりに楽しく生きているほうが大切で。
どんな環境にもわりとあっさり染まれるっていうのも一つの自分らしさではあって。
旅行が好きになったのは、そんな摩耗した自分に新鮮な刺激が入ってくることがむしろ癒しになってたから。
自分らしくいるための大切なルーツをいつの間にか見失っちゃってたけど、完全に手放したわけではなかったから、ようやくわたしの本能がアラートを出してくれたのかもしれません。
THIS IS 三豊
詳しくはまた別で書くけど、わたしが三豊と出会ったきっかけは、旅をしていたから。約1年半ほど、日本全国を旅しながら色んな地域で暮らしていました。
そもそも東京での暮らしを捨て、ローカルを旅するなかで、どこかに居つきたいなって思いはずっとありました。
だから、各地域には必ず2-3週間住んでみて、その街に暮らす人と同じように生活してみることを大事にしていました。
どんな地域も魅力はあって、地域特産の美味しいものもあるし、自然も豊か。
でも、三豊には、それ以上に、人の等身大な熱気があった。
それまでのローカル滞在とは決定的に違っていました。
三豊の大人たちは本気だった。
だから、たくさんの地域に行ってきたけど地域のホンマルに触れたのは三豊が初めてだった。
もちろん、他の地域の人が本気じゃないと言うわけではなくて、たまたま、三豊で出会った大人たちが本気だった。しかも常に。
三豊にとっての普通を思いっきりやっているだけで、それが等身大だったから、ふらっと訪れた自分にもそれが直球で伝わってきたのです。
等身大の君が、やりたいことは何だ?
この町にいる大人たちは、この質問を容赦なく投げつけてくる。
しかも超!純粋な目で。
地元の人も、移住者の人も、口をそろえて言うのは、
「この町に来てくれたのはありがとう。でも、それだけで十分!」
誤解のないようにさらに続けると、
「やりたいことをやったらいい。無理にできることを探さなくていいし、この町に来てまでやりたくないことをやらなくていい。
この町には挑戦できる風土があるし、応援する人間が多い。でも、それはあなたが本当にやりたいことじゃないと意味がないよ。」
と。
こんな風に大人たちに直球で来られるもんだから、丸裸になっていくしかない。
でも、やってみると意外とそれが心地いい。
都会に生きていると、無意識にたくさんの衣装を着てしまっていた。
だけど等身大のみんなみたいにありたくて、一つ一つ脱いでいくと、裸の自分の正体に気付かされたんです。
それが、わたしにとっては「さみしさ」でした。
TODOじゃなく、TOBE
信じられないスピードで世の中は進化し続けているし、かと思えば、誰も想像できないような災害や自然現象、病気が蔓延することだってある時代。
日本は安全だと思う。本当に?
それがずっと続くのかわからなくなってきたぞと感じている人が増えているのも事実なはず。
人口はどんどん減って、労働人口は少なくなっていくのに終身雇用に頼れなくなり、社会保障制度にも不安しかない。
日本の円の価値はどんどん下がる。
でも、だからこそ、一人一人が自分の人生を豊かにしていくための『行動』を当たり前にできるんじゃないかな。
そこで大切なのは、
TODO(どうすべきか)ではなく、TOBE(どうありたいか)ってこと。
この町から教わったことの一つで、誰に言われたでもない「〇〇すべき」をやるんじゃなくて、等身大の自分がこうありたいなっていう姿に向かって、やりたいことをしながら歩みを進めようよって話。
これから等身大のわたしが大切にしていきたいと思うのは、さみしくない人生を送りたいという気持ち。
そんなこんなで、「さみしさ」っていう自分の正体を見つけてしまったので、ここから何をやっていくかというと、
この町に家族を増やす
そんな活動です。
冒頭で語ったさみしさの正体2つについての話も、
これからのどんな活動やねんっていう話もまたおいおいしていきます。
今後のわたし、今後の三豊に、乞うご期待!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?