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昔の名曲の歌詞に今更ゾクゾクする

ワタシが人生で重ねてきたページのほとんどに、
必ず音楽がラベリングできる。
それくらい音楽は欠かせないのです。

こんにちは、Cocoです(・ω・)

幼い頃から、レコードを聴くことにはじまり、
テレビの音楽番組、テレビのスピーカーにテープレコーダーを
近づけて録音していた民であり、
耳コピでピアノを弾く事が楽しくて、
でもピアノの練習が嫌いで…。
クラシックも歌謡曲もアイドルも、なんでも聴いてました。

まあ、そんな音楽好き人生の話はいったん置いといて~

最近、歳のせいか、
昔の『少ない文字数の歌詞なのに、グッサングッサン刺さる』曲、
やっぱいいよな~って思って。
あの頃気づかなかった歌詞の深さを、今更気づくとか。
逆に、意味もわからんと、田舎の通学路で友だちと歌ってた光景に
顔を覆いたくなったり。

今日ね、ここでピックアップしたいのは、
長い時を経て、いまさら鳥肌たった歌、
五輪真弓さんの『恋人よ』について。

もうね、全力で謝りたいです。この名曲に。
最近、JUJUちゃんのカバーで聴いて、ハッとして
身体の隅から隅までの力を、耳に全集中してな、
『これ、もう一度脳内にスキャンして自分で解いてみたい』と、
まるで脱出ゲームに出会った時みたいにぞわっとして。
脳内名探偵少年が、スケボーに乗ってきました。

歌詞が載せられないので、伝えづらいけど、
読んでも読んでも、味が変わる。

こんなに言葉が少ないのに、
選んだ言葉のひとつひとつに、丁寧な情景が浮かぶ。
でもシンプルだからこそ、色づけは聴き手に委ねられてる、
そんな気がするのに、チョイスするカラーはモノクロと茶色。
唯一違う色がつけられるのは、2番に出てくるマラソン人だけ。

そう、この歌の主人公は恋人と別れて二度と会えないことを
どうしても受け止められず、時が止まってる。
雨に壊れたベンチは、きっと涙で壊れた自分。
愛をささやく歌すら、今は聴けない。
季節も進むし、マラソン人も行ってしまう(足早に過ぎる)のに、
いつまでも凍えてる自分。
冗談だよと笑ってくれたら、時が再び動き出すのに、
それが叶わないこともまた、受け入れられない。

前奏のピアノからすでに絶望を背負ってるしね…。

そしてまた、違う角度で聴くと、違って見えてくるねん。
なんてすごい曲なんだと。
深く掘るのが好きなもんで♪
だけど、上の解釈はまだ浅いんよな~
まだ違う景色を見たいから、深掘りしたい。

なぜ、謝りたいのか?というとね。
単純に、リアタイの頃、なぜか悲しくて怖かったのよ。
何もかもが子どものワタシには。

わかるわけないのか、子どもには。

こういう時、歳を重ねて良かったなって思える。

また、こんなことも書いていきたいなって思いながら、
スケボー少年探偵を見送るCocoであった。

ご清聴ありがとうございます☆


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