今日のYOGA。　「脳より身体の方が記憶力がいい？」

3／23
15:00。

午前中にヨガをしなかったので
10分ほど瞑想をした。

呼吸が深くなるだけで
こんなにも心と身体が軽くなるのか
と驚いた。

19:00。

午後の瞑想で呼吸を深くすることの
大切さを思い出したので
ヨガの最中に自分の呼吸を観察することにした。

初めはかなり浅い。
月の礼拝（いくつかの決まったポーズを
流れで繰り返し行なう）の回数を重ねていくと
徐々に身体が柔らかくなり
呼吸も深くなっていった。

身体を整えてから呼吸を整える
というのはヨガの教えにある順序で

これを学んだ頃はそうなのかと頭には入ったけれど
こうして身体を通して理解したことは
強く印象に残るなと思った。

脳より身体の方が記憶が深く刻まれるとすると、
震えるほどの感動をした場所へまた足を運んだ時に
身体が熱くなるみたいなことに納得がいく。

以前働いていた会社で社長をしている方が
「本物を見なくちゃダメ」と
若い頃の私に言ってくださったことを
今でもよく思い出すのだけれど
もしかすると、脳に記憶するのではなくて
身体に記憶するということだったのかもしれないと
今日あらためて思った。

これは身体が記憶することのポジティブな側面だけれど
一方で、辛い記憶も身体が覚えているということが
あるなとふと思い出した。

私は言いたいことを我慢するクセがあって
でもこうしてnoteを書いているくらいなので
ほんとうはたくさん伝えたいことはあるけれど
学生の頃はとくに自分の意見を言うよりも
空気を読むことが大事だと信じていたので
辛いけれど黙ることを選択していたと思う。

この記憶がおなかの表面に残っているなと
今でも感じることがある。
身体を支える体幹ではなく
表面の部分に力をぐっと入れて
言葉が出ないように抑えていた。
その力で記憶をおなかに閉じ込めてしまったのかも。
だから、身体を横に倒して体側を伸ばすと
脇腹だけでなく、心も開放された感覚を
味わうのだろうなと思った。

その他にも、太ももに怒りの感情が溜まっていたり、
肩に不安な気持ちが詰まっていたりするなと
感じることがある。

ヨガを始めて気づいたのは、
そういうネガティブな感情が身体に染み付かないうちに
溜まりやすい部分をゆっくりと息を吐きながら伸ばすと
手放していけるということ。

だから一日の終わりにヨガをすると
その日のいらない感情が手放せて
次の日を気持ちよく迎えられるのだろうな。

少しやっかいなのは
クセというのは直りにくくて
私の場合は怒りを感じた時に無意識に
太ももに力を入れてしまうし
不安を感じた時は肩をぐっと上げてしまう。

だからそれが蓄積されるし、
伸ばして少し楽になっても
また同じ場所にその感情をそのクセによって
溜めてしまうことになる。

でもヨガをしていく中で
身体のどの部分にどんな感情が溜まっていくかを
気づけるようになったことはすごく大きいなと思う。

気づけると、ヨガをしている時は
そこを伸ばして、流れをよくできるし
日常生活でもその部分に溜まらないように
思考を働かせることができる。

私は開脚が90度くらいしか開かないので
（ヨガを5年くらい続けているけれど）
きっと内腿にも何か詰まっているのだと思う。

これを見つけられたらと思っている。

それにしても、ヨガの教えって
人間のトリセツみたいだなと思う。
心と身体を整えて
よりよく生きる方法が
全部記されているので学ぶことばかり。

3／24
11:30

今日は午前中のヨガだけれど
呼吸を落ち着かせたい気分だった。
（いつもは身体を元気にすることがメイン。）

普段と違う今の状況の中で
一人で海外にいるので
冷静に物事を判断する必要があって
そのために不安から行動を起こさないように
しようと思っている。
今までの経験でよい結果を生まないと
感じているので。

ヨガで気分が少し落ち着いたら
必要な連絡や対策など
今できることはすべてしていた
ことを思い出して
ほっと安心することができた。

それから、やるべきことをやったのに
ソワソワしてしまう自分も
認めて受け入れようと思った。

19:30

軽く身体の滞りを流そうと
20分ほどヨガをした。

少し前の完璧主義の私なら
短い時間しかできないことに
いら立ちを覚えてしまったと思うけれど

これをしなかった時よりも
した今がちょっとでもよくなっているなら
やってよかったなと思えるように今はなった。

ヨガを始めた頃の私は
こんな思考を自分ができるようになるとは
夢にも思わなかった。

3／25
20:00。

腰に少し痛みを感じていたので
負担をかけないように気をつけながら
ポーズをとった。

でも前屈しても、反らせても
痛みを感じない。

もしかしたら冷えからくる痛みだったのかも。
身体を動かして、温まったから
よくなったように感じた。

春は、急に寒い日が来たり、
朝晩は冷えるので
身体をいつも温かい状態にしておいて
元気でいようと思った。