今日のYOGA。「習慣にする方法/ヨガの”学び”とは」

7/16
18:30。

ヨガのクラスで一緒の方から
こんな質問を受けた。

・習慣や感覚を維持するためにできること
・呼吸法やアーサナのコツ
・学習方法

昨年末からヨガを始めた方で、
今週クラスがお休みのために
ヨガ歴がちょっと先輩なわたしに聞いて
くださったのだと思う。

わたしはインストラクターの
養成講座を修了はしたけれど
先生をしているわけではないので
適当なことが答えられず
「次回先生に聞いてみましょう」と返答した。

それでも、その質問の答えは
何になるかな?と考えながらヨガを。


まず、
・習慣や感覚を維持するためにできること

でいうと「習慣」にすることで
感覚を維持できるのかもしれない。

身体でつかんだ感覚を
繰り返し味わうことで
それが定着していくような感じ。

習慣にする方法にとしては
「毎日マットをしく」ことかなと思う。

(noteの毎日更新も
「毎日パソコンを開く」ことで、できていると思う。)


そもそも習慣にしたい理由は
ヨガをしない時よりも
した時の方がいい感じがする
からだと思っている。
心がすっきりしたり、身体が軽くなったり。

だから、ヨガマットを広げると
そこに座りたくなってしまうのだ。
それで気がつくと、

30分、1時間とポーズをとっていたりする。

その中で、クラスで先生に気づかせてもらった
感覚を自分でつかめる時もあるし
ぜんぜんわからなくて
1週間1ヶ月と経って

「あ!先生が言ってたことこれだ」と気づくことがある。

6年経った今になって
先生が最初に言ってたことが
わかったりすることさえある。



・呼吸法やアーサナのコツ
「アーサナ」というのはポーズのこと。

コツと言えるものがあるとすれば、
「自分を知ること」に尽きると思う。

自分の身体や思考のクセ、
緊張の度合い、身体のカタさなど。


アーサナが「できない」理由はさまざまで
身体がカタくて
物理的にできなかったり

集中力がなくて
呼吸やポーズを安定させられなかったり

自分を苦しめる思考や落ち着かない心が
阻んでいたりすることもある。

なので、
自分の身体、思考、心について
よく知っていくこと
が大切だと思う。

そして、それを受け入れられるようになると
いらない身体の力が抜け

呼吸法もアーサナも
自分の納得いくできになっていくように感じる。

「いらない力を抜くことを意識せずに
いらない力を抜く」ことも
コツといえばコツかもしれないけれど
これは先生になれるレベルの難易度のように思う。
(イメージとしては、笑顔の可愛いおばあちゃんの
あの力の抜け具合いなので。)



・学習方法
ヨガは「哲学」に基づいているので
これを学ぶことで全体像が見える。
「アーサナ」や「呼吸法」の位置づけがわかって
ヨガの理解が深まるかもしれない。

わたし自身2017年に2つの資格を取得するために
それぞれの講座に通っていた。
一つ目は日本でも一般的なアメリカの資格
RYT200全米ヨガアライアンス
もう一つは本場インドの
VYASA(スワミ・ヴィヴェーカ ナンダ・ヨーガ研究財団)の

ヨーガ・インストラクターの資格だ。

アメリカの方は半年
インドの方は一年通ったのだけれど、
この本を読めばいいというものには
出会わなかった。

その代わりに自分の過去と
とことん向き合って、
その経験とヨガ哲学を照らし合わせて

自分の「ズレ」を修正していった。

ヨガ哲学の聖典は
人間のトリセツ(取扱説明書)のような
ところがあって

自分の過去を振り返ると
たくさん自分の扱い方を間違えていた

ことに気がつく。

ヨガは「経験の科学」とも
言われているので
アーサナという経験の中で
自分をみていくことが
「学び」になる
のかなと思う。


というのがわたしの今出せる答えだった。


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