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モヤモヤと向き合う一歩目【ポジウィル体験記①】

ポジウィルキャリア、いよいよ1回目の面談。

トレーナーは真穂さん。1回目は、今のモヤモヤの整理と、トレーニングにおけるゴール設定を決めた。


今の悩みって結局なんなんだ

まずはモヤモヤの整理から。

①上司との関係を主とした人間関係、仕事内容、仕事の進め方、全てにおいてしっくりきておらず、とにかくしんどい気持ちを持ち続けたまま日々を過ごしていること
②自分がやりたいと思えることや、向いていると感じる仕事がしたいと思うけれど、何がやりたくて何に向いているのかの見当もつかないこと
③経験社1社のみ、30代前半、既婚というステータスが転職市場に不利になると思っていること
④私のことを受け入れてくれる会社がないのではと思うこと
⑤こうして悩んでいる時間がもったいないけれど、でも決断できない自分に嫌気がさしていること

ポジウィルのワークから抜粋

常日頃こんな気持ちを纏ったまま生きていたので、あまりにも考えることが多すぎてオーバーヒートしていた。加えて、ちょうど仕事に関連してメンタルに支障をきたした時期と重なり、1回目の面談はメンタル的にもネガティブな位置からのスタートとなった。

それでも、これらの複雑に入り組んでいた思いを、真穂さんは一つ一つ受け止めて、冷静に分析していただいた。そして、「私でもなんだか変われそう!」と思えるような力強い言葉をたくさんかけてくれた。

・履歴書的には”綺麗”で、市場的に悪いものではない
・特性として「相手をよく見て、相手の気分を害さないように立ち振る舞うことができる」点があり、それがプラスに働けばいいが、マイナスに働くと自分を苦しめてしまう要因になる
・その特性がマイナスに働くと「自分のせいでこうなってしまった」と自分を責めてしまう
・どうしてこの特性を持つようになったのか、背景として受け止められるようになると、少し生きやすくなると思う
・今の職場が気軽に相談できる環境ではないこと、正解のない中業務を進めなければならないこと、仕事が何につながっているのかわかりづらいこと、これらが求めることや特性と合っていないのだろうし、そのこと自体は転職で解決できそう

真穂さんの言葉たち

「転職をすれば解決できるかもしれないのか!」と至極当たり前、だけど私にとっては新たな発見だった。

今の(過酷な)環境でやり抜けないと、どこに行っても同じ結果(転職の繰り返し)になるんじゃないのか…という気持ちが強すぎて「転職したいけど、"意味のある"転職にならないのではないか」と思っていた。もしかしたら転職っていいカードになるのでは、と初めて思えた瞬間だった。

一方で、「職を探す」ことに対する私のイメージは相当に悪い。
新卒時の就職活動で、就活の"形"や周囲の状況に惑わされ、周りの意見を求めすぎた結果、軸のないむやみやたらな就活をしてしまった。「自分が大事にしたいもの」がなく、周りが求める像に自分を合わせに行った就活。
そんな就活はうまくいくはずもなく、御祈りメールが届く度にメソメソ泣いていた。「なんで合わせてるのに拾ってくれないの!」という気持ち。(今となれば当然だとは思うが)気持ちのいい就活ではなかった。

当時の経験から、職探しをするときに自分が感じるであろうマイナスな気持ちを想像できるが故に、転職活動に対して気が乗らない自分がいる。でも、真穂さんから私を認めてくれるたくさん言葉をもらって、転職活動をしてみる価値があるのかもしれない、と思えたのも事実だ。本当に転職活動できるのだろうか、という気持ちは正直今もある。

どんな1ヶ月を過ごしていくか?

ひとまず、認知行動療法を使って、生きにくさにつながっている思考を少しずつ緩めていきましょう、となった。
デイリーワークとして「ポジティブ日記」を続ける。3つのテーマ×3の「できたこと」を毎日書き記して行こうというもの。
そんなにできたことなんて毎日ないだろうし、できるのだろうか…という自信のなさがあったり、私は宿題でもなんでも課してしまうと、やっていないことに対してストレスを感じてしまう、と話したところ、「できない日があってもいい、全てを満たそうとしなくても良い、どんな些細なことでもいいから、拾ってみてね」という話だった。これならできそうかもしれない。

ポジウィルを終えた後、どうなっていたいか?

最後に、ゴール設定。これまでの私のモヤモヤが少しでもなくなり、今後私が生きやすくなるために、真穂さんは以下の通りまとめてくれた。

  1. 考え方のくせを緩め、心の土台を作る

  2. 強みやモチベーションを見つけて言葉にしていく

  3. 転職活動の軸を決めて、動けるようにする

今自分が必要だと思えることを、綺麗にまとめていただけた。文字にした、というだけだけど、自分の中で目指したい状態が定まった気がした。

今回の面談で得たこと

・自分のこれまでの経歴が、転職活動をするときに大きく不利にならないと客観的な意見をもらえて、少し安心した。
・私の特性に「周りをよく見るところ、相手の気分を害さないように立ち振る舞うところ」があって、それは状況によって良くも悪くも表れてくるということを認識した。

1回目振り返りより抜粋

膨大なワークを経てドキドキしながら臨んだ回だったが、和やかに、そして前向きな清々しい気持ちで終えることができた。


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