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「変化」が苦手な私が、変わるために動いた話【ポジウィル体験記⓪】

「今の職場は、もう限界。」

そんな気持ちになったので、数年前から、それはそれはもう受けてみたいと思っていた「ポジウィルキャリア」の無料カウンセリングをとうとう受けた。


私のこと

・大学卒業後、新卒で今の会社に総合職として入社
・社会人9年目、異動により3つの部署を経験
・新卒時から転職したい気持ちはあったが、就活時のトラウマにより転職活動が嫌すぎて現状維持のまま現在に至る

とにかく悩みが尽きない

今の悩みはこんな感じ。

・もう会社にいることがつらい
・今の仕事に携わっていく自信がない
・スキルもない
・尊敬できる人が周りにいない
・ロールモデルもいない
・上司がとにかくキツイ、合わない
・どうしても会社から抜け出したい
・でもいつかとりたい産育休のことを考えたら辞められないのでは
・私には特別なスキルもない
・受け入れてくれるところなんてどこにもないのでは…

私はこれまで、「仕事」で悩む時、業務そのもので悩むことは少なかったように思う。どちらかというと、「周りの人と良好な関係を築きながら仕事を進めるにはどうしたらいいのか」と、人間関係ばかりに気を向けてエネルギーを使っていて、私にとっての「仕事」の悩みはそれがほとんどだった。
目の前の相手が機嫌を損ねた、冷たい態度を取ったと感じた、なんてことがあれば「自分に原因があるに違いない」と思い、自分の身の振る舞いを気にしたり、私なりの相手を気遣う表現に努めたり…

なんでこんなに人間関係ばっかり気にしてしまうんだろう、と思いながらも、業務ではそこそこ出来る評価をもらえていたし、その人間関係の悩みを乗り越えればなんとか続けられそう…という気持ちで踏ん張り、なんとなく乗り越えて、を繰り返して、気づけばこの年まで今の会社に。

一方で、「仕方なく仕事をしている」人が多すぎる故に生じる前向きさを感じられない社風や、親会社からのコネが多すぎる組織構成、そんなに仕事をしていない奴が昇進していく評価制度、そこかしこで発生しているパワハラ気味の管理職を改善しようとしない会社の姿勢、頑張った人が損をしているような業務体制など…今の会社に私は不満をたくさん感じていた。

パワハラ管理職が私の上司になった頃から、「耐える」ことが多くなった。これまでは休日に遊ぶとか、仕事終わりの楽しみとか、そういうのをしていれば乗り越えられてきていたはずが、プライベートに発散することだけでは乗り越えられなくなってきた。業務中は上司の機嫌を伺うばかり。上司の機嫌が悪い日には理詰めされるのは日常茶飯事で、気軽に業務の相談なんてできなくなっていた。仕事の優先順位を間違えれば嫌味ばかり言われる。時折上司が思い出したように、「君にはいてもらわないと困る」と言うものの、もうそんなこと信じられないぐらい、日々が「しんどい」ばかりになってしまった。休日も上司の存在に怯えるようになり、会社にいても時にトイレに駆け込んで涙を流しては仕事をする日々。健康的な思考ではもうなくなっていた。

最近はもう「耐える」という言葉がピッタリなほどで、仕事を順調に進めている実感もまるでない。ひとつ進めるために上司の確認が必要で、でも上司に話しかけるのは怖い。怒られるかもしれない。いかに上司の機嫌を損ねずに仕事をするか。ここ1、2年はそんな思考回路だったし、実際問題今もそうだ。

こんなの、私がやりたい「仕事」じゃない。耐え忍んで泣きながら生きる日々なんてもう嫌だ。

とうとう我慢できなくなって、ポジウィルの無料カウンセリングに申し込んだ。

迎えた当日

カウンセラーは辻岡久美子さん。私と同年代の方で、話しやすそうな方だったし、実際とても話せた。

45分のカウンセリングのはずが、あっという間に60分を超えてしまっていた。私からの情報量、めちゃくちゃ多かったな。

まとまりは全くなかったけれど、自分の環境や、思っていることなどをつらつらと話した。上記では割愛したが、新卒の就活時のトラウマのような気持ちから、転職活動に「怖さ」を感じていることも話した。今の会社を選んだ過程に違和感を感じていることも。

辻岡さんからの言葉は、私を勇気づけるには十分すぎる言葉たちだった。

  • 相手のことを考えることが好き

  • 相手を喜ばせたい気持ちがある

  • 「どんな人と働きたいのか」は、蔑ろにしてはいけない部分

  • (就活のプロセスに感じている違和感は)自分の強みとキャリアを接続できていなかったのでは?

  • 考える力はある!

  • 力はあるのに勿体無い、絶対に大丈夫!

自分だけが悪くて今の状況になっているわけではないのかもしれない。私にも何か別の道があるかもしれない。自然と前向きな気持ちになれるような、そんな時間だった。

今後のこと

面談の中で、「一緒にいる相手に、私のことを、私のキャラを面白がって欲しいと思っている」と、そんな言葉が出てきた。そして、話しているうちに、これまでの私は、そしてきっと今の私も、どこかで「誰かの心に残りたい」と思っているのではないか、と思えてきた。

これは多分私の一部で、大切な気持ちかもしれないけれど、でもコアの部分ではない気がする。もっと、自分の核になる部分をしっかり捉えて、そして自信を持ちたい。今後の人生、胸張って自分で舵取りができるようになりたい。

だから、ポジウィルのトレーニングプログラムを受けることにした。
転職はしたい、そう思っているけれど、でも気持ちとして「転職をするまでまっしぐら!」という感じではなくて、「一回自分のことをちゃんと整理したい」、そんな気持ちから「キャリアデザインプラン」を選んだ。

ポジウィルの存在はずっと気になっていた。いつか受けたいと思っていたし、受けようと調べていた時期も何回もあった。だけど、受けてこなかった。どこかで、受けたら「変わらなきゃいけないのではないか」と思っていた自分がいて、それを受けて「変わるのは今じゃない」「変わってしまうのが怖い」と、現状維持の気持ちが働いたんだと思う。結局、変わることを先延ばしにしたかっただけなのかな、と。

でも、今回受けて、一歩踏み出せて本当に良かったと思う。「変わらなきゃいけない」のではなくて「変わりたい」と少しでも感じたから、申し込めたんだと思う。
トレーニングを受けた後の未来の自分がどうなっているのか、変わりたいと思っているけれど本当に変われているのか、未だ自分を信じきれない部分もあるけれど、それでも、やってみないと始まらない。

この後の私はどうなっているんだろう。不安も怖い気持ちもあるけれど、それでも、未来は変えられると信じて、私の望む生き方ができるように。35日後の自分がどうなっているのか、楽しみだ。


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